2017年03月09日

【日記】ポメラDM200いらっしゃい・その2

ポメラDM200の私的感想、その2である。

なにげに、USB入力端子の規格がDM100と変わっている。DM100はミニB-USBだったが、DM200のそれはマイクロUSBである。スマホなどに充電するモバイルバッテリーとケーブルを統一するための変更なのかもしれないが、これは別の意味でも歓迎したい。以前にも書いたが、ミニB-USBの挿抜耐久性は5,000回、マイクロUSBは倍の10,000回が保証されているからである。



ところで、わたしは黎明期からワープロやマイコン、パソコン通信を使っていたため「新しもの好き」と思われることが多いのだが、実際にはかなり保守的なのは、このブログを続けてお読みの方はご存じと思う。
特に新しい規格や機械は、絶対に人柱にはならない。新しい沼を目の前にしたら、そばの石に座ってひとまず一服。誰かが沼を通って溺れていくのを冷静に観察し続け、犠牲者によって沼が埋まり、そろそろ渡れるかな、という頃になったら、やっと腰を上げて、累々と重なった彼ら犠牲者の上を歩くのだ(ひどい喩えだ……)。

そんなわけで、本機DM200もすぐには飛びつかず、多くの先人のノウハウが溜まるのを待っていたのである。おかげで、Windows機との「ポメラSync」機能も簡単に使えるようになった。ヒトバシラーの皆様に感謝!
しかし、この機能はあまり自分的には使いそうにない。とりあえず、できるということがわかったのでよしとする。

むしろ、ちょっとひっかかったのはメール送信を行う「アップロード」機能の方であった。Gmailアカウントを使えば、すんなり任意のメアドへ送信できるのだが、他社のSMTPサーバを使おうとすると上手くいかない。メールのプロトコルログが見られれば問題の切り分けもできるのだが、ポメラではそれもできない。
いろいろやっているうちに、「アカウント設定→その他」の「メール」に、きちんとメールアドレスを書かなければ通らないということがわかった。「アップロード」の表示が「アカウント」なので、自分で判別できるエイリアスで良いと思っていたのが間違いだったのである。

このメールでの送信機能(キングジムさん、悪いけれど「アップロード」とは違うと思う……)はとても良い。そうそう、こういうのが欲しかったんですよ。EvernoteとかDropboxとか、Gmailもそうだけれど、他社のサービスを使わず、電子メールというIETFによって発行されたRFC準拠の国際標準規格でファイルが送信できる、こういう標準化されたものを使ってくれると安心できる。

もっとも電子メールも簡単な実装だった頃から、送信がpop before smtpになり、SMTP認証が必要になりと、古い機器が使えなくなっていく可能性はあるので、安心はできないのだが……(あるIoT機器でモロにその被害を受けた経験があるのである)。

ポメラで書いたテキストは、メール本文として送られる。これは賛否があるだろう。添付ファイルにしたほうが良いという考えもわかる。わたし自身は、正直、どちらでもいいのだが、メール本文として送られる方がシンプルで好きだ。
このメール送信機能を使えば、メール投稿できるブログシステムならば、直接、投稿もできるはずである。

とはいえ、今はメールアドレスなどいくらでも作れる時代なので、ポメラ受信用に一個作って、そちらで整理するほうがいいのかもしれない。

DM100では、まだEvernoteのアップロード失敗率に閉口している(「【日記】その後のポメラDM100」参照)。スマホならばBluetoothでファイルを受け取ることができるのだが、今度はそのスマホからPCへ送らなければいけないので、二度手間でほとんど使っていない。

次回は、キングジムがこのためにバッテリをリチウムイオン内蔵にしなければいけなかったという、新ATOKの使い心地なんぞを――。
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posted by 結城恭介 at 08:00| 日記