2017年04月04日

【カットリク!】頭グリグリ

まつもと千春「頭グリグリ」

「電撃コミック・ガオ!」(メディアワークス)の1995年5月号から1996年6月号に掲載されていた、まつもと千春先生の「頭グリグリ」よりのカットリク!。
ギャグマンガなので、細かいことは突っ込まないが、これだけは譲れない、というところを――



懺悔 懺悔って漢字難しいよね。辞書見ないで書ける人はエライ!

男「……それで悪いと思いつつ、盗んでしまったのです…。僕は死んだら地獄へ落ちるのでしょうか?」
シスター「神様は裁くものではありませんよ。許すものなのです。あなたが心から悔い改めればきっと許してくださいます」
男「ありがとうございました。早速品物を返して謝ってきます!」


というわけで、もうこのブログ、特に「カットリク!」をお読みの方ならおわかりかと思うが――

カットリク!ポイント11――
カットリク!には、カトリックの「ゆるしの秘跡」を模した「懺悔」という謎の儀式がある。


現在のカトリックでは「懺悔」などとは言わない。「ゆるしの秘跡」あるいは「告解」。

カットリク!ポイント40――
カットリク!ではシスターも聴罪しちゃう!


カトリック二千年の歴史の中で、聴罪シスターなどという者は一人もいない。聴罪ができるのは司祭(男)だけ。

カットリク!ポイント41――
カットリク!では「懺悔」したらもう神様OK。償いはしなくていい。


「告解」と「償い」は一連のもの。告解したら告解室から出て晴れ晴れ気分♪ などということはない。その罪に応じた「償い」が必要なのである。
以前にも書いたが、この償いを金で買えるようにしたのが「免罪符」(正確には「免償符」「贖宥符」)。
まあ、現在はほとんどの場合、司祭が指定するのは「主の祈り」とか「アヴェ・マリアの祈り」とか「ロザリオ一環」くらいに落ち着くだろうと思われるわけだが、それでもまったく「償い」なく「ゆるしの秘跡」が完了することはないのである。

以上三点、復習問題だが、「カットリク!」の間違いを正すためには見つけたらその都度指摘しておいたほうが良いと思うので、何度でも何度でも書くことにする。

それにしても、一般人とガチカトの持つシスターのイメージのなんと違うことよ。
いや、どう違うかはここでは書きませんけどねゴニョゴニョ……。
posted by 結城恭介 at 08:00| 新興宗教カットリク!の研究