2017年06月23日

【日記】朝食抜き生活

 いつ頃この習慣を始めたのかは覚えていないが、わたしはもうずっと、朝食抜きの昼夕二食生活である。

 最初のきっかけは、歳を取って生活で消費されるカロリーが少なくなった結果、多少体に肉がつき、BMI22の標準体型になったときかもしれない。
 もとが痩せ型だけに「太った?」と言われ、それならダイエットしてやる、と奮起したくだりは、以前にも書いた覚えがある。
 そこで摂取カロリーを減らすため、単純に「朝食を抜けばいいや」と考えたわけである。
 まあ実際、BMI22は「標準体型」と言われているが、わたしの私感では「太り気味」ではないだろうか。

 いくつか病を抱えている今のわたしが言っても、説得力はないかもしれないが、朝食抜き生活は決して不健康なものではない。成長期を過ぎ、生活での消費カロリーが減った年代の人間にとっては、むしろ理にかなった食生活だと思う。

 朝食をとらなければ、午前中の力がでない、というのは嘘である。食べ物の消化というのは、けっこう体にとって負担になるのである。朝食を食べなければ、それだけ胃腸の負担は減る。一日数時間はそういう胃腸を休ませる℃條ヤが必要だ。
 脳だけは糖分が必要なので、頭がどうしても働かないから朝食が必要、というのなら、バナナでも一本、食べておけばよろしい。

 朝食抜き生活を続けていると感じるのは、こういう話をすると、「朝食はとらなければいけない」という謎の勢力が、シュバババとやってきて、ああだこうだと屁理屈をこねるということだ。

 曰く「朝食をとらないと、体がカロリーを余計にため込むようになり、太りやすい体質になる」。曰く「朝食をとらない子どもは成績が悪いという統計がある」。曰く「お通じが悪くなる」。曰く「栄養失調になる」。エトセトラ、エトセトラ。

 こんな戯言は、ぜーんぶ嘘か、統計を恣意的に解釈したイカサマである。ただ、自分が食べたいがための言い訳。わたしはこういう人たちを「朝食信仰」「三食信仰」の狂信者だと思っている。
 特に「食べないと太りやすい体質になる」という謎理論。バッカじゃなかろうか。わたしは魂の不滅を信じるキリスト信者だが、リアルな肉体は、摂取カロリーと消費カロリーの差のみで痩せたり太ったりし、食べていないのに太るような超常現象はありえないという常識的思考の持ち主である。
「食べないと太りやすい体質になる」という人で、「食べるのが嫌い」という人は一人もいない。結局、自分が食べたい言い訳として謎のオカルト理論を発明しているのである。未開の人種なみ、いや、未開の人種の方が痩せている分、未開の人種以下のおめでたいお脳の持ち主とは言えまいか。

 いささか攻撃的に書いたが、本心だから仕方がない。「自分は太りやすい体質」と述べる方は、食事がそれほど楽しい行為ではないわたしからみたら、食べなくてもふくよかな体を維持できる奇跡のお体をお持ちなのだから、むしろ一日一食、いや、三日に一食生活にしてみたらどうでしょう。きっとお望み通り、お痩せになられると思いますよ?

 もっとも、「朝食信仰」「三食信仰」は強力な洗脳力を持っている新興宗教なので、ブログではこんなことを書いていても、実生活でそれにハマっている方と宗教論争などはしない。「わたしは胃腸が弱いので朝食はとらないんですよ。主治医にもその方がいいと言われていまして」と、華麗にスルーである。

 朝食をとらなくていいメリットはたくさんある。ひとつは、朝の忙しい時間を、朝食でムダにせず有効に過ごせるということ。朝食についてあれこれ考えなくてすむので、ほかのことに頭を使えること。後片付けをしなくてすむこと。
 そして実際に、午前中、体が軽い。お通じもいい。私は一日二食生活にしてから、食べれば必ず出る体質になった。
「食べないと太りやすい体質」どころか「食べないから出やすい」体質になったのである。胃腸に余計な老廃物をため込まない体質になったのだろうか。もちろん、これもなんの根拠もないオカルトだが。

 最近、自分が「食事を面倒に思うタイプ」だと再認識したら、抜けるときは昼食すら抜くようになってしまった。昼食はアイスクリームか甘いコーヒーで十分である。
 さすがにこれはよろしくない。むしろ生きる気力の低下につながると自分でも思うのだが、本当に、それだけで腹一杯になってしまうのだよなぁ……。

 今の時代、右を向いても左を向いても美食の情報が溢れ、美味いものは正義≠ェまかり通っている。上のようなことを書いているのは、所詮、味音痴の負け惜しみ。三食、楽しんで食べている方が本当は羨ましいのである。
 なので「健康のため朝食抜き生活はお勧め」などと書いたりはしない。
 でもね、逆に、食べない人にあなたの「朝食信仰」「三食信仰」を押しつけようとするのはやめて、それは折伏大行進だから。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記