2017年06月29日

【回想録】「戦場の狼」の思い出

 映画「ハクソー・リッジ」を見ていて、わたしと同じ年代の人はきっと、これをもう一度プレイしたくなってウズウズしたに違いない。
 1985年にカプコンが発表したシューティングゲーム「戦場の狼」である。
 わたしはこれをアーケードでさんざんやった世代。もちろん、ファミコン版も購入した。


(カプコンのファミコン版「戦場の狼」より引用。以下同じ)。

 ゲーム内容は、一人の兵士が敵戦場にヘリで降り立つところから始まる。



 そして、ワラワラやってくる敵を撃って撃って撃ちまくるシューティングゲーム。手榴弾も投げられる。この手榴弾がパワーアップすると画面の敵が一層できて楽しいんだこれが。



 たまに、捕虜にされている自軍の兵士を助けたりもできて、点数UP。



 地下壕もあったりする。捕虜の兵士が捕らえられていて助けられることもあるが、ガス室やヘビだらけの罠の部屋のことも。



 4ステージごとに敵の基地が出てくるのでそれを撃破。最終基地を占拠すると――



「CONGRATULATIONS♥ YOUR FIRST MISSION IS ALL OVER♥」

 ハートマークは内地に残した恋人からのものだろうか(笑)
 ヘリが迎えに来てそれに乗ると、再びステージ1から悪夢の始まりである。

 さて、この「戦場の狼」、良ゲーかと問われると、うーむ、なのである。いや、わたしは好きだった。好きだったのだが、チャチいグラフィック、いい加減なあたり判定。なにより人をバンバン撃ち殺すというゲームというのは、当時でもあまり見なかった。
 画面をご覧いただければおわかりかと思うが、ファミコンのゼビウス(1984年)後のゲームとしては実にプアとしか言いようがない。
 しかしそれでも、ゲーセンに入ると、なぜかやってしまうゲームだったのだなぁ(あ、アーケード版はもっと綺麗であった)。

 ファミコン版もかなり遊びつくした。そうすると、ちょっと飽きてくるので、マイ・レギュレーションを加えたくなる。
 そこで「ハクソー・リッジ」である!
 自分は一発も弾丸を撃たずに、味方捕虜の解放だけでどこまでできるかチャレンジ。これはかなり難しい。ま、ステージを終わらすために、結局最後は人を撃つんだけれどね。

 あと、このゲームは音楽が妙にいいのである。軽快なメロディでどんどん人を撃ち殺せて行く。誰が作ったか、歌詞までついていたはずだ。

「♪殺せー殺せー、もっと殺せー、いいぞいいぞ、もっと殺せー」

 なんともまあ……。これはうちのローカルで流行った歌詞なので、きっと各地で違うバージョンもあると思う。

 わたし的評価では、クソゲーぎりぎりの線で面白い、という稀有なゲームであった。当時、もっと美麗で世界観も凝り動きもスムーズなシューティングゲームはたくさんあった。なのに、このキャラがカクカク動く「戦場の狼」、好きだったのである。
 なによりこの「戦場の狼」、接待ゲームとしてはかなり優秀であった。なぜかウチに来て遊ぶ友達全員が笑顔になれるゲームなのであった。男の子って、やっぱりドンパチが好きなのね。

 検索して知ったのだが、今年2017年の3月23日には「戦場の狼」スマホバージョンが発売になっているとのこと。世紀を越えて愛されるゲームとなったのだなぁ。
 せっかくだから映画配給元とタイアップして、撃たないけれど、味方を助ける「ハクソー・リッジ」モードでもつけてバージョンアップなんていかがでしょう、カプコンさん。
タグ:ゲーム
posted by 結城恭介 at 08:00| 回想録