2017年07月23日

【日記】非常口誘導灯

 プラネタリウムに通うようになって、あれー、昔とコレは違うのかな? 昔もそうだったのかな? と思うことのひとつに「非常口誘導灯」の消灯がある。



 これである。
 プラネタリウムの上映中、今はこれを消している。前口上でもナレーターが必ず、上映中は消灯すること、非常時にはすぐ点けることを説明している(あと、非常時のために靴を脱ぐな、など)。
 しかし振り返ってみると、この非常口誘導灯、プラネタリウムなどのように真っ暗にしなければいけない施設では、とても迷惑な明るい光源であることに間違いない。昔も同じように説明して消していたのだろうか? このあたり、ちょっと覚えがないのである。

 こんなことを書いたのは、最近、映画館でもこの非常口誘導灯や「禁煙」の赤い電灯、それに壁面の時計などが、一切点灯されていないことに、いまさらながらに気づいたからである。
 昔は確かに、どこの映画館でも、非常口誘導灯、禁煙の電光掲示は灯されていた。「スターウォーズ・帝国の逆襲」を観ながら「邪魔だなぁあれ」と思った記憶が強く残っているので確かである。

 その昔、公的に「ディズニーランド」の取材に行ったことがあるのだが、「カリブの海賊」に乗ったとき、途中途中に「非常口」の緑の電灯が点いていて、そのとき一緒に案内してくれたオリエンタルランド広報の女性に「あれは雰囲気壊すので残念ですよね」と話したことがあるのであった。
 彼女はうなずきながらも、でも、あれは条例で消すことはできないのです、というお返事をくださったと思う。

 プラネタリウム、映画館、遊園地のアトラクション、と三例挙げたが、このうち、プラネタリウムと映画館は、今、少なくともわたしの住む地方都市では、上映中は消しても良いように条例が変わったのだろうか。

 ちょっとググってみると、同じような疑問をお持ちの方がいらっしゃったようで、こちらのページ「おっさん、映画を見る」の方が、すでに詳しい調査と結論をお出しになられていた。
 もしもの404のために備えて結論を転記しておくと、「劇場、映画館等の誘導灯を消灯する場合の取扱いについて(通知) 」という文書があり、平成8年3月21日の消防予第43号の改正によって、特に暗さが必要とされる場所での消灯が認められるようになったのだそうだ。
 ちなみに、それがこの文書である(PDF)。
「劇場、映画館等の誘導灯を消灯する場合の取扱いについて(通知) 」

 どうやら条例ではなく「消防法」によって決められていたことらしい。オリエンタルランド広報の方も勘違いしていらっしゃったようである。わたしも条例ではないことを、今、知った。

「カリブの海賊」の非常口誘導灯は、今でも点灯しているのだろうか、それとも、もう点灯しないで運用しているのだろうか。かなりご無沙汰なので、興味のあるところだ。
 もし近々、ディズニーランドへ遊びにいく予定の方がいらっしゃいましたら、「カリブの海賊」の要所要所に、緑色の「非常口」が点灯しているかいないか、ちょっと話のタネに探してみてくださいな。

 最近、劇場で映画を見ていると、トイレにでも行くのだろうか? 上映途中でも一旦席を立って、しばらくしてから戻ってくる人が少なくないことに気づいたのであった。
 昔はそういう人はごく稀だったなぁ、ビデオ視聴に馴れて、途中退席に抵抗がなくなったのかな? などと思ったりしている。
「非常口誘導灯」は消えたのに、途中退席する人は増えている、不思議な現象ではある。

 わたしはそういう方がいても気にしないタチだが、そのうち、上映前の注意に「トイレは十分済ませた上で」などと流れたりするようになったりして。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記