2017年07月24日

【日記】ISOT

「イソット」こと「ISOT」について、なにか書いたことがあっただろうか、と、このブログの過去ログを検索してみると、名称だけは何度か触れたことがあるが、中身については書いたことがないようだ。
 ISOTというのは、「国際・文具・紙製品展」のことである。毎年、七月の頭くらいに、東京ビッグサイトで行われている。

 わたしも、会社で取引している社が出展しているので、そこへの挨拶回りと陣中見舞い配りで、行けるときは行っている。ただこの季節、台風が来ることも多く、それで休んだことも何度か。

 今年は天候にも恵まれ、隣県からクルマでえっちらおっちら。ちょっと回ったところで、例のごとく社長特権でVIPルームでオレンジジュースを飲みながら、これを書いている。

 ISOTとのつきあいはけっこう長い。なにしろ、初期、まだ幕張メッセで開かれていた頃から行っている。あれは1995年のことだったから、もう22年も前のことだ。


(1995年、幕張メッセでのISOT。このときは第6回だったようだ。名称もちょっと違っていて、「事務機器」が入っている)。

 当時のISOTはすごかった。何がすごいと言って、ちょっと回るだけで、ノートやらペンやら販促品やらサンプル品などが山ほどいただけたのである。
 幕張メッセのクジラ館全館使用だったと思う。大手の文具会社はほぼすべてが出店していた。コクヨ、ぺんてる、パイロット、プラチナ、トンボのような誰でも知っている会社から、文具マニアなら知っている中規模会社、小さな会社までブースを出していて、本当に「国際・文具・紙製品展」の名に恥じない規模であった。
 一緒に回った細君など、目の色が変わってしまって、翌日もまた一人で行ってしまったほどである。

 当時の開催月は九月だったはずである。それがいつの間にか七月になり、会場も東京ビッグサイトに。

 あれから二十年以上経って、ISOTは変わった。いや、ISOT自身は変わっていないのかもしれない。日本経済がしょんぼりしてしまったのだ。
 いつの間にか、コクヨのような大手が参加しなくなり、会場のアドバルーンも、キングジム、リヒト、あと数社くらいになってしまった。そして会場自体が、ビッグサイト東館を二つ使うだけ、にまで縮小してしまった。
 別にそれ目的で行っているわけではないのでいいのだが、サンプル品も出なくなった。新製品の出るペースも遅くなった気がする。
 わたしはやはり文房具が好きなので、ISOTは毎年楽しみなのだが、現在の状況は、少々、さみしい。

 ISOTを主催しているのは、「リード・エグジビション・ジャパン株式会社」という展示会主催専門の会社なのだが、全体が閑散としないよう、他の展示会(雑貨エキスポ、インテリアエキスポ等)を同時開催して、人出自体は少なく見えないようにしている。良く工夫してうまくやっていると思う。

 2020の東京オリンピックに東京ビッグサイトが使われると、展示会が開けなくなるという問題の署名活動をしているが、これはもっともなことだ。

 いくら好景気でなくなり、展示会が以前のような規模で開けなくなっているとはいえ、展示会がなくなって一番困るのは、そこを新製品の発表の場としている中小・零細企業である。東京オリンピック2020で好景気再び! などということは、この日本ではもう絶対にない。東京都政は自分で自分の首を絞めていると思う。都民ファーストだってぇ? だったら近隣県を頼らず、都民だけでなにもかも全部やりやがれ! という気持ちだ。

 各展示会も、コミケも、東京ビッグサイト等捨てて、過去のしがらみを水に流して(あるんですな、過去のしがらみが)幕張メッセに来ていただけたら、と思うのだが、その幕張メッセも、オリンピックに使いやがるのだなぁ……。

 ほんと、東京オリンピック2020なん(ピー)。

 東京ビッグサイトに来るのは、去年秋のギフトショーかブックフェア以来だと思う。冬コミにも使われたという、新設された東館七、八にも行ってみた。これは東7のVIPルームで書いている。
 これから、西2まで移動しつつ展示を見ていく予定なのだが、西2は遠いですな……。コミケのときは、さぞや大変だったろうと思わずにはいられない。
 というわけで、体調も整ったので、挨拶回りと展示の拝見へいってこよう。どっこらしょ、と。



追記:それにしても、雑貨エキスポ等の方で、まだ「水素水代理店ビジネス」をやっているところがあってびっくりする。この期に及んで、引っかかる人がいるのだろうか……。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記