2017年09月16日

【日記】映画のスタッフロールを最後まで観る派

 わたしは%Title%である(これはいにしえのDOSバッチファイルの記法。%と%の間に文字列、この場合は上記タイトルが入るよ、という意味)。

 つまり「映画のスタッフロールを最後まで観る派」。どんなに長くても、最後まで見て、場内が明るくなってから帰る。細君もそう。

 わたしより「映画好き」と思われる父は、以前にも「【昭和の遺伝子】映画館」で書いたが父メソッド=\―映画を途中から観て、次に最初からそこまでを観て納得して帰る。昭和の時代はそんなことができた――が使える人なので、スタッフロールなどは観ない人。
 わたしより映画が好きで、自分でも8ミリフィルムの時代から映像作品を作っている人なのだが(コンテストに入選したことも何度か)、それでもスタッフロールは最後まで見ないで立って帰ってしまう。

 わたしも父メソッド≠フ使い手だが、中学の頃から一人で観にいくときは、スタッフロールを最後まで観ていた。父と行くと父が先に出てしまうので、申しわけなくて自分も後ろ髪引かれる思いで退場する。本当は最後まで観ていたいのだけれど。

 父に言わせると「スタッフロールなんて観ても意味ないでしょう。知っている人がいるわけではないし」である。うーん、確かにそうなのだけれ、ど……。

 最後まで観る派最右翼の細君に言わせると「もったいないじゃん」だそうである。うん。そうだね、払ったお金分、最後まで観ないともったいない。

 昔はそんなことはなかったが、今はこういう時代なので、スタッフロールが流れている間にケータイやスマホを取り出してなにかを確かめたり(現在時間?)、文字打ち込みを始めたりする人もいる。さすがにそんなことをするくらいなら、スタッフロールが終わるのを待たず、さっさと席を立ってくれる方が、まだマナー違反ではないと思う。

 そう、マナー。マナーから言えば、昔の劇場と違って、いちプログラム完全入れ替えの今のシネコンだと、スタッフロールが流れている間は席を立たず、ケータイやスマホを開けないのが当然、ではないのかなぁ。

 わたしがスタッフロールを最後まで観るのは、余韻を楽しむためである。そんなとき、目の前を通られたり、ひょこひょこ頭が動くのを見せられるのは、ちょっと口がへの字になってしまう。第一、暗い中を歩くのはご本人のためにも危ない。かといってペンライトでも使われたらそれこそ顰蹙だが。

 最近はスタッフロールの後にちょっとしたオマケシーンをつけてあったりする映画も増えた。わたしは事前情報を入れずに見ることが多い派なので、「今回はスタッフロールで立つ人が少ないな」と思っていると、このオマケシーンが流れて「ああそういうことね」と納得したり。

 わたしはスクリーンが真ん中で観られる一番いいところを指定してチケットを取るタイプだが、けっこう端っこで取っている人がいてびっくりしたりする。そういう人は、スタッフロールを観ないで出る派、なのだろうか。こちらにも気を遣ってくれているのか、な?

 映画館と言えば、わたしは自分では食べないが、他の席の人がポップコーンを食べる音などはあまり気にならない。
 一度、別の席のポップコーンを持った人が大失敗をして、周囲にクラッカーのようにスッポーンとブチまけたことがある。いやあれは迷惑というより、可哀想になってしまった。

 ちなみに、自分ひとりでビデオを観るときなどは、スタッフロールは飛ばしてしまっている。あれぇ? うーん、やっぱり劇場だからこそ、スタッフロールを最後まで観る派になれるのだなぁ。
 劇場が明るくなってきたとき、漏れ聞こえてくる、他の席の人たちが囁きあう感想などを聞けるのが、ちょっと楽しみだったりするのである。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記