2017年09月28日

【回想録】ゲーム「同級生」の思い出

「【回想録】フィギュアの思い出」で、エルフが出していたゲーム「同級生」について触れたので、そろそろ書き時かな、と。

 今回書くのは最初の「同級生」の方。更に大ヒットした「同級生2」の方は、また別の記事で、ということで。


(もうだいぶ整理したと思っていたのに、まだ結構残っている。左からサターン版「同級生if」、「原画集」、Windows版「同級生」、サターン版「同級生麻雀」。トランプもあったはずだが、書斎のどこかに散逸)

「同級生」は、いわゆるアダルト美少女ゲームである。最初にプレイしたのはX68000版であったが、これはPC98版の移植版だったはず。
 当時のアダルト美少女ゲームのシナリオは、たいていが一本道で、まあ、言ってしまえば電気紙芝居のようなところはあった。
 しかし「同級生」は違ったのである。とても自由度が高かった。いや、実際にはそれでもシナリオが存在していたのだが、自由度が高い、と錯覚させるだけのうまい作り込みがなされていたのである。

 ゲーム自体は、主人公の男子高校生の一人称、夏休みの間を過ごすストーリーとなっており、移動画面ではチップキャラを操作して街中を移動。目的の場所につくと、一枚絵に変わって、女性キャラがいれば話しかけることもできるし、絵の全然違う場所をクリックすると、そこの情報も見ることができる、といった感じ。

 当時けっこうびっくりしたのが、出てくる女性全部を「攻略」できるということ。なにしろ親友の彼女まで「寝取る」ことができた。メインヒロインは「桜木舞」ちゃんという、クラスのマドンナであったが、気の迷いで、最初に攻略してしまったのは、この「親友の彼女」のくるみちゃんであった。いや、だって攻略できると思ってなかったんだもん(笑)。

 他にも、「同級生」というタイトルながら、担任の女教師や、保健室の先生などの、普通に考えて無理めな女性まで攻略できる。対象女性数総勢14名。こんなゲームは「同級生」以前には存在しなかった。

 わたしは基本的に「メインヒロイン推し」な人なので、二回目以降は舞ちゃん狙いで。恋敵なども登場し、うまく進めないと、この恋敵と舞ちゃんがラブホテル前でどうこうしているシーンを目撃してしまうのである(確か、目撃しなければこのシーケンスはないことになる。量子論である)。

 マップ移動では隣の繁華街へ移動することもでき、いかがわしいお店に入ることもできた。もちろん、そのいかがわしいお店にお勤めの女性とのハッピーエンドも迎えることができるという自由仕様。

 さて、舞ちゃん狙いでプレイしているとき、気の迷いで、このいかがわしいお店に入ってしまい、いかがわしいサービスを受けてしまったのであった。
 その後、舞ちゃんと無事結ばれたのだが、なんと翌日、男性の大事な部分に違和感を覚えてしまったのである!
 なんとなれば、上記のいかかがわしいサービスを受けたあとにはそうなるフラグが立つという仕様。プレイしていて、すわ、舞ちゃんに病気を伝染された? いや、違う、俺が彼女に伝染してしまったかも!? ととても悲しくなってしまったのであった。
 実際には悪い病気ではないというオチなのだが、やはり本命の女性がいるのに、遊んではいけませんな(笑)。

 普通のゲームだと、そういうことが重なったりしない紙芝居なのだが、「同級生」では、このように「たまたま起こること」が重なったりして、ストーリーが勝手に重層的になるのであった。
 いやしかし、初めて結ばれた舞ちゃんに性病を伝染された? いや自分が伝染してしまった? という流れになったときは焦ったなぁ。

「同級生」はBGMも良かった。ひとりひとりの女の子にテーマ曲があり、舞ちゃんのそれはバッハの平均律クラヴィーア曲集のプレリュード第1番であった。うーん、アヴェ・マリア(feat. グノー)。

「同級生」はアダルトゲームであったが、その後、コンシューマであるPCエンジンとサターンに「同級生if」として移植された。
 このサターン版のプログラマが凄腕だったと記憶している。たしか、ディスクをPCで読み、隠しテキストを拝読して感嘆した覚えがあるのだ。
 エンディング曲の「夏色のシンデレラ」もいい曲であった。

 そんなこんなでかなりハマった「同級生」であったが、満を持して発売された「同級生2」の出来がさらに良かったため、ちょっと思い出もセピア色になりがちだ。

 さて、基本的に「メインヒロイン」推しのわたしだが、その中でも桜木舞ちゃんは特別なのである。


(原画集では茶髪だがゲームではピンク髪。そういう時代でした)

 ロングのストレートヘアでセーラー服がよく似合う清楚系――出会った頃の細君に、雰囲気が似ていたのである。ある。ある。

 ハイ、もいでくださって結構です。ポロン ωっ
タグ:ゲーム
posted by 結城恭介 at 08:00| 回想録