2017年11月27日

【日記】KP41の季節

 またこの季節がやってきた。
 朝、寝室からwolでメインマシンの電源を入れ、VNCでメールチェックその他。特に問題ないようなので、またちょっと二度寝してして、起きてみると――。



 あーああ、ブルーバックで落ちてるぅ。
 調べるまでもなく、KP41である。

 KP41とは、その筋の人間ならば良く知っている、Windows使用中に突然電源が落ち、再起動するとイベントログに「ソース:Kernel-Power」、「イベントID:41」というエラーが記録されているというもの。
 原因は本当にさまざま。多くの場合、電源関係の揺れが問題になっているようで、電源交換で直るとことしばしばだが、それでもダメなケースも多く、グラボからメモリから、USBでつなぐ周辺機器に障害が発生していたケース。はたまた、それこそ「コンセント周りを綺麗にしただけで直った」という場合もある。
 主にWindows7以降から発生するようになったのは、Windows7以降でかなりハードウェアの相性が厳しくなったからと言われている。

 原因が多岐にわたっているもので、直す方法もいろいろだ。Windowsの設定を見直したりBIOSでメモリの昇圧を試みたりして直ったという方もいる。
 が、経験則から言って、ソフトウェア側をどうこうしてもKP41は直らない、というのがわたしの考えである。

 で、わたしのマシン。これはもともと、尊敬する司祭が使っていたPCだったのだが、KP41病にかかり、結局、その場では原因を切り分けることができず、新マシンを導入することで解決してしまったのだ。
 直せば使えるな、という感触があったので、適価で引き取りますよ、と申し出たのだが、鷹揚な神父さまは「いろいろやってくださったのだから差し上げますよ」ということで、タダでいただいてしまったのである。

 で、引き取ったマシン。まずは電源交換を試みた。これで頻発していたKP41はなくなった。
 やっぱり電源だったのだなぁ、と納得して、HDDをSSDに換装などし快適に使っていたのだが、これが寒い季節になってきたら、またKP41が起こってしまったのである。

 今回のKP41は、けっこう特色があった。起きるときはコールドブート後。KP41が発生せずしばらく使えていた場合は、そのまま落ちることなく使えてしまう。つまりマシンが暖まると発生しなくなるのだ。
 そこで、起動直後はCDからmemtest86+を回すようにしてみた。すると出るわ出るわ真っ赤なエラー。



 ひどいときには、memtest86+自体が止まってしまう。
 そして、memtest86+が一周、無事に回った後に起動したWindowsならば、KP41を起こすことなく普通に使えてしまうのである。
 要するに、寒いときには暖気が必要なマシンになってしまったのであった。
「【日記】この時期のマシントラブル」の記事で、「二月から三月にかけてはKP41で良く落ちる」と書いているが、それが今年は11月の後半から起こり始めた。このところ寒かったとはいえ、ちょっとまだ早いんじゃないの!? という気持ちだ。

 なんにしろ、memtest86+で赤エラーが出るのは気持ち悪いので、メモリを抜いて無水エタノールで清掃し、スロットを入れ替えて指し直してやると、この赤エラーは出なくなる。



 それでも怖いので、寒い時期のコールドブートは、かならずmemtest86+を一度完走させてからWindowsを起動するようにしている。
 細君は「新しいマシンに買い換えたら?」と言ってくれるが、せっかく尊敬する司祭からいただいた祝福されたPCなので、Windows10導入までは使ってやりたいのである。
(というか、環境移行がもう面倒くさくて、正直、今はその気力がない)

 カトリックにはなんと「インターネットとプログラマの守護聖人」もいる。それが聖イシドールス。
 というわけで、聖イシドールス様、今年の冬もわたしのマシンが無事乗り越えられますよう、主イエスにとりなしてください。
 ほんと、お願いいたします。とほ。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記