2017年12月29日

【日記】ブログ雑感

 たまにはこういう記事もいいでしょう。

 この記事が掲載されるのは、おそらく五週間から六週間後である。それだけ記事ストックがたまっているということで、カンのいい読者諸兄姉におかれましては「やけに季節感がズレている記事だなぁ」と思われる日もあったかと思う。

 それだけの記事ストックがあっても、なんとなく、安心できないのである。焦っている気分になっている。
 毎日書いていると、当然、今日はヒットだな、今日はピッチャーゴロだな、あー三振だ、というようなブレがあることを自覚している。今はちょっと、長期的に不調の波に入っているように思う。
 そう、体調も気分も、ここのところあまり思わしくない。アンコントローラブルなのである。
 むしろ、完全に「ライターズブロック」の状態になってしまえばあきらめもつくのだが、書き始めれば駄文でも文字数が稼げてしまうのだからため息だ。

 取りあえず、あまり長い記事は読者諸兄姉の負担にもなりかねないと言いわけして、一日原稿用紙三枚程度、と決めて書くことにしている。

 今の主治医の先生とは、数年間にわたり良好な関係を保っているおかげで、こちらの様子がすぐ見抜かれてしまう。今日、ショックだったのは――

「多少、お太りになられましたか?」

 ッガーン! 食事の量などは増やしていないのに。聞けば、服薬量を変えたので、人によっては太りやすくなるのだという。とはいえ、うーん、ショックだ。
 また「状態によっては一ヶ月ぐらい入院ということも考えにいれてくださってもいいんですよ」とも言われてしまった。はぁーあ。

 ブログのネタがないわけでは、きっとないのである。
 キリスト信者はよくこういう考え方をする。自分が苦しいとき、神さまがいらっしゃらないのではない、そこにいらっしゃることに、自分が気づいていないだけなのだ、と。
 きっと今のわたしも、同じ状況なのだ、な。

 ブログを毎日更新していたのは、「結城恭介は生きてるよ!」ということを発信したかったという理由がある。

 ホームページを閉じていた九年間のあいだに、音信不通になってしまったリアルでの知りあいの方、また、ネットで知りあった方々が何人もいらっしゃるのだ。
 福島在住で、311で犠牲になってしまったのでは、と心配している方もいらっしゃる。
 そんな方が「そういや結城さんどうしてるかな?」と検索して、ウェブサイトを発見してくだされば、という思いがあるのである。
 実際、そうやって何人かの方がご連絡をくれて、とてもうれしい思いをしたことが何度もあり、それがブログを更新する励みにもなっている。

 わたしはめったに「エゴサーチ」をしないのだが、ある日、服薬でボーッとしている朝、「このまま俺が死んだらどうなるかなー」と思い、Wikipediaで自分のページを見てしまった。そうしたら、最後に「以降、現在、存在不明」と書かれていて笑ってしまったのだ。
 わたしはずっと同じ家に住んでいるし、電話番号も変わらないままだ。それはずっと、毎年発行されている文芸年鑑にも掲載されている。今の世の中、ネットで隠遁すると、もう死んだことにされてしまうのだなあ、と。

 取りあえず、年内は意地でも毎日更新を続けるつもりである(なにしろこの記事を書いている時点で、クリスマスまでの記事ストックがあるのである)。
 来年になったら、月水金とか、そのくらいに自分のレギュレーションを緩めるかもしれない。そのあたりは、神さまと相談である。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記