2018年02月06日

【日記】ミオキミア

 クジラの食糧――それはオキアミ。

 ミオキミアというのは、上まぶた、下まぶたが、不随意にピクピク動く症状のことである。
 自分の意思とは無関係にヒクヒク、ピクピク動き、止めることができない。
 けっこう、この症状、起きている方、少なくないのではないのかなあ。

 この症状が自分に起きることは、子どもの頃からわかっていたが、名前がついているというのは、インターネット時代になるまで知らなかった。

 最初に経験したときのことはよく覚えている。あれは「スターウォーズ・帝国の逆襲」を観た帰りのバスの中。突然、まぶたがヒクヒク、ヒクヒクと動き始めたのである。特に痛みもない。
 なんだろう、これは? と、恐怖よりさきに好奇心と面白さが勝ってしまった。なんとなく、そう重い病気の症状ではないな、という印象もあったのだ。

 当時装用していたハードコンタクト用に持っているケースについていた手鏡で、自分の顔を見てみると、ヒクヒク、ピクンと動いている。なんだこれー、面白い。と思っているうちに、止まってしまった。
 気楽なものである。

 ミオキミアは目を酷使する作業などをしていると発生しやすいらしい。たしかに「スターウォーズ・帝国の逆襲」で目を酷使した直後であったから、発症のきっかけはあったのかもしれない。

 それ以降、なにかあると、上まぶたあるいは下まぶたがヒクヒク、ピクピクすることが多くなった。

 目の酷使以外にも、睡眠不足やストレスなどで起こりやすくなるそうである。
 対処方法は、目を温めるとか、マッサージをするとか、それこそおいろいろネットに書いてあるが、なるときはなる。止まるときは止まる。そんな感じ。

「ミオキミアなんかに負けたりしない。キッ」
「ミオキミアには勝てなかったよ、ビクンビクン」

 である。

 けっこう現代人のみなが経験していることなのかと思っていたら、そういうわけでもなく、わたしの細君は一度もこの「ピクピク」を経験したことがないという。
 なので、わたしがピクピクしているさまを見せてやったりする。

「ほら、ピクピクしてるでしょ?」
「きもーい。自分で動かしてるんじゃないの?」

 ちげーよ。
 実際、命に関わる症状ではないので、「きもーい」で済ませられてしまっても仕方ない。

 こんな記事を書いているのは、ちょうど「さて、なにか書くか」とポメラの蓋を開けたとたん――。

「ミオキミアなんかに負けたりしない。キッ」

 が始まったからである(笑)。閃輝暗点に比べると、ピクピク動くまぶたがイヤげなだけだから、それほど悲壮感はないのが良い。
 というわけで、この記事を書き終わるここまで――

「ミオキミアには勝てなかったよ、ビクンビクン」

 冗談めかして書いているが、季節の変わり目、かなり心身に変調をきたして、それがミオキミアに出てきているのかもしれない。
 今日はこれくらいにして、横になることにしよう。

 ビクンビクン!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記