2018年04月01日

【日記】ハッピーイースター!

 今年の「【日記】灰の水曜日」の記事で、他界された川島なおみさんが歌われていた「Ash Wednesday」という曲があることを紹介した。
 その中に「水曜日と重なっているヴァレンタインの日にも」という一節がある、ということを記したと思う。

 実はそのとき、わかっていたのだが――。
 サビの部分がこうなっているのである。

 Darling' イースターまで
 Darling' 待っているわ
 Darling' バラをそえた
 Darling' 絹のドレス


 川島なおみさん……(というか、作詞をした田口俊さん)、灰の水曜日がヴァレンタイン・ディのときは、自動的にイースターが、今日4月1日、つまり「エイプリル・フール」になっちゃうんですよ!

 つまり、実は――エイプリル・フールにヴァレンタインの答えを待っている、という抜けた歌詞になってしまっていたのである。「Darling' エイプリル・フールまで待っているわ」では、なんとも、洒落にならない。

 まあ、生カト信者でもなければ、あんまり安易にカト用語は使わないほうがいいよ、という、悪い一例ではあるかもしれない。

 ところで、わたしは昔っから、「エイプリル・フール」が大嫌いである。
 一時、企業がカネをかけて「エイプリル・フール用サイト」などをつくっていた頃があり、そういうのも「なんとも莫迦莫迦しいことを」と、冷めた目で見ていた。

 今年は「エイプリル・フール」と「イースター」が重なるので、商魂たくましい広告代理店がどちらを推すのかと様子を窺っていたのだが、どうやら「エイプリル・フール」はカネにならないので、やはり「イースター」でいくらしい。やめてくれよ、まったく。クリスチャンじゃない人間に「イースター」を云々してほしくない(「【カットリク!】イースターを流行らせないで!」参照)。

 今年は「イースターエッグ」を模して「卵フィーチャー」でいくようだが、本物のイースターエッグの意味も知らずに「卵、たまご、タマゴー」ではシラけてしまう。



 もともとの「イースターエッグ」の由来は(実は諸説あるのだが、わたしが好きなのは)、どこかの貴族(王様だったかな)が、「キリストの復活などというものは、ニワトリが色の着いた卵を産むくらいありえない」と言い、その年のニワトリが色の着いた卵を産んだものだから、驚いてイエスの復活を信じるクリスチャンになった、というもの。
(この説はおそらくWebではなく活字で読んだのだが、数年前から書斎を探し回っているのに、どうにも原典が見つからない)。

 現代に生きる皆様はご存知のとおり、ニワトリに色の着いた卵を産ませることなどは簡単である。飼料に色を加えればよいだけだ。おそらく、ニワトリの世話係とかがクリスチャンで、そのトリックを使ったのだろうなぁ、などと夢が膨らんだりする。

 ベトナムには「CAFE GIANG」という「エッグコーヒー」が有名な店があり、いままで一切、暖簾分けをしないできたのだが、今年2018年4月、横浜に初めて2号店ができるのだという。
 エッグコーヒーは、まずふつうにベトナムコーヒーをつくって、卵の卵黄とコンデンスミルクを混ぜてできたフォームを上に乗せてつくる。

 見よう見まねで試してみたが――



 うん、けっこう美味しい出来だった。もうちょっとコンデンスミルクを多めにしてもよかったかな、という感じだ。
 まだお客さまにお出しできるような味ではないが、細君と二人なら、これで「ハッピーイースター」である。

 というわけで、世界中のクリスチャンの皆様、「主のご復活、おめでとうございます! 神に感謝! アレルヤ!!」

 えっと、仏教徒の皆さんは、4月8日の灌仏会を祝ってくださいな。ハイ。

(真面目な話、カト側は教皇庁から「2018年灌仏会に際しての教皇庁諸宗教対話評議会から日本へのメッセージ」というのが出て、他宗教ながら「友愛の精神を持って(中略)喜びの挨拶を申しあげ」ているのですよ)
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記