2018年04月09日

【日記】ドカフェ

 持病で毎日服薬しているクスリは、特に「絶対禁忌」というわけではないが、カフェインとの併用は良くない、と、されている。主治医の先生も「コーヒーなどカフェインの摂取を特に止めはしませんが、もともと入眠潜時が長い(寝つきが悪い)のですから、お勧めはしませんよ」とのこと。なお、アルコールとは併用禁忌。

 まあそんなわけなので、夜のコーヒーはなるべく「デカフェ」にしている。
「デカフェ」も有名になったので、特にわたしがここで解説する必要はないかもしれないが、これはコーヒー豆からカフェイン成分を抜いたもので、まったくゼロにはできずとも、含有率0.2パーセント以下まで抑えたものを言う。とはいえこれはヨーロッパの規格であって、日本には特にそういったレギュレーションはない。
 最近はインスタントの「デカフェ」もあり、だいぶ一般にも知られてきたようだ。そのうち、日本でもなにか基準ができるだろう。

 せっかくのカフェイン飲料であるコーヒーから、カフェインを抜いてしまうなんて、もったいない――という声もあろうかと思うが、カフェインには微妙に催奇性もあるので、コーヒー好きな妊婦さんなどを中心に、「デカフェ」需要はここ数年、確実に上がってきているのである。

 コーヒーの生豆からカフェインを抜く方法は大別して二つあり、ひとつは有機溶媒や水を使ってカフェインのみを抽出し、カフェイン以外の成分を再び生豆に戻す方法。もうひとつは「超臨界二酸化炭素抽出」という、名前だけでも凄そうな方法で、なんか凄いらしい(笑)。
 どちらも試したことがあるが、味覚音痴のわたしには、普通のコーヒーと区別がつかなかった。
 他にも、もともとカフェインレスのコーヒーノキの作成を品種改良で目指す方法、遺伝子組み換えを用いてそれを作る方法など、いろいろと方法が模索されている。

 まったくそういったものを使わないで、なるべくカフェインを抑えたコーヒーを飲みたいなら、もとからカフェイン成分の少ない「リロイ」という豆を深煎りにして使う、と言う手がある。が、この「リロイ」、超高いのである。今、ネット通販を検索してみると、50グラムで2,150円という数字が出てきた。だいたい一人分のコーヒーを抽出するのに必要な豆は平均12グラムなので、一杯537円である。
 ん、計算するとそう高くないじゃん? と思う方もいらっしゃるかもしれないが、コーヒーは家で毎日飲むものなので、やはり割高感はいなめない。
「リロイ」は、カフェイン云々は抜きにして、一度飲んでみたい豆ではある。

 さて、タイトルの「ドカフェ」。書き間違いではない。
 こんなに「デカフェ」を愛飲しているわたしだが、朝早く起きて仕事をしなければいけないときなどには、やはりガツンとカフェインを摂取したくなるのである。
 そういうときは、前の晩にちょっと多めに豆を挽いてコーヒーメーカーにセットし、タイマーで朝淹れて、濃いめのものを二杯、飲むのだが、それで目がさえ、シャッキリスッキリ! というわけにはいかないのが残念だ。
 こういうとき用に「デカフェ」ならぬ、カフェインをドッカと入れた「ドカフェ」が作れないかなぁ、というのがタイトルのアイデア。

 自分でできる工夫を考えると、上記のように豆を増やすこと以外に、浅煎りの豆を使うという手もあるかと思ったが(カフェインは深煎りにすると抜けていく)。わたしは計量カップではなくグラム数で豆の量を量る人なので、結局、この方法だとカフェイン量は変わらない(深煎りにすると豆の重さが軽くなるから)のだそうだ。

 先人の知恵を拝借できないかなぁ、と、いろいろ検索していくと、なんと、もう「ドカフェ豆」が販売されていたことを知った。その名を「BLACK INSOMNIA COFFEE」という。
 公式サイトはこちら

「ブラック・インソムニア・コーヒー」。
 インソムニア――つまり不眠症という意味だ。パッケージもまたまがまがしい。通常のコーヒーの3倍のカフェイン量を含有しているという。
 公式サイトを眺めていると、ネスプレッソとコンパチなカプセルなども販売しているようだ。

 また、「ブラック・インソムニア・コーヒー」の登場前には「デス・ウィッシュ・コーヒー」という、カフェイン量2倍のものがあったとのこと。
 公式サイトはこちら

 こちらのパッケージはさらにまがまがしく中二病満載という感じだが、「ブラック・インソムニア・コーヒー」の方がそれよりカフェイン量が多いというのだから期待が高まる。

 特に専用代理店はないようだが、アマゾンジャパンでも並行輸入品として買えるとのことなので、ぜひとも試してみたいと思っている。


(ブラック・インソムニア・コーヒー)


(デス・ウィッシュ・コーヒー)

 ちなみに、どうやって「ドカフェ」にしているのかなどという製法の秘密はどこにも記されていない。そのあたりも怪しさ満点である。

 届いたら試飲して、本当に「ドカフェ」効果があるのかどうかレポートする。乞うご期待。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記