2018年04月18日

【日記】あそこのイタチは死によるで!

 カトリックの主日ミサでは、司祭の説教のあとに、以前書いた「信仰宣言」があり、その後、「言葉の典礼」を締めくくる「共同祈願」がある。

 この「共同祈願」、だいたいは、その日に配られる「聖書と典礼」にある例文をそのまま使うのだが、なにか特別なミサのときには、それなりにそれなりの祈願を行うのも定例だ。


(日本のカトリック信者で「聖書と典礼」を知らないという人がいたらモグリです)


(これが「共同祈願」。例文となっているが、まぁだいたいはこのまま先唱者が読み上げる)

 で、先唱者が唱えた「共同祈願」に、会衆が応えるのだが、それも普通は、その日の「聖書と典礼」に書いてあるとおり応える。


(この日ならばこれを唱えるわけ)

 これは歌う教会もあるし、歌わず文章のまま唱える教会もある。わたしの経験としては、歌う教会の方が珍しい。


(「聖書と典礼」には、一応、同じ句で楽譜もあるが、わたしもほとんど歌ったことはないなぁ)

「共同祈願」が「聖書と典礼」に載っていない特別なミサのときは、会衆はこう応える。

「主よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください」


 これはまぁ、定型文である。

 さて、この応唱について、以前、とても面白い書き込みがあったのだが、いくらググってみても、原典のページを見つけることができないでいる。
 本来、引用元がわからないものは載せない主義なのだが、これはひとつの笑い話として紹介してもいいかなぁ、と、思い、そのとき、自分用にコピペしていたものを転載という形で掲載したい。

 ある日本人の神父様から聞いたお話です。
 晴れて司祭となったイタリア人の神父様が、生まれ故郷で錦を飾る初ミサをたてていました。
 ミサに集まった会衆者全員が共同祈願の後に声を合わせて――
「あそこのイタチは死によるで!」
 また共同祈願の後に――
「あそこのイタチは死によるで!」
 またまた共同祈願の後に
「あそこのイタチは死によるで!」
 それを聞いていた日本人が、
「正確には何って言ってるんですか?」
 ……と、聞いてきたそうです。
 笑いをかみ殺しながら、神父様は教えてあげたそうです。
「あすこるた、ち、お、しにょーれ≠チて言ってるんですよ」
 日本人はまた聞いてきたそうです。
「ほう! どういう意味なんですか?」
 神父様は教えてあげました。
「『主よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください』という意味です」


 これのおかげで、わたしは「主よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください」をイタリア語で言えるようになった(笑)。

 カトリック信徒の方は、ぜひ諸方面でご活用いただければ。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記