2018年09月19日

【日記】あなたの秘密の生活

 ついに恐れていた、卑劣な詐欺スパムが邦訳されて出回るようになってしまった。
 今までは、同じような英語の詐欺スパムが流れていたが、日本語になって、被害者がでないことを祈るばかりである。

あなたの秘密の生活

こんにちは、*******.**.**の親愛なるユーザー。
あなたのデバイスに1つのRATソフトウェアをインストールしました。
この瞬間、あなたのメールアカウントはハッキングされています(今、私はあなたのアカウントにアクセスできます)。
あなたのシステムからすべての機密情報をダウンロードしました。私はいくつかの証拠を得ました。
私が発見した最も興味深い瞬間は、あなたのマスターベーションのビデオ記録です。

私はポルノサイトに自分のウイルスを投稿し、それをあなたのオペレーティングシステムにインストールしました。
ポルノビデオの再生ボタンをクリックすると、その瞬間に私のトロイの木馬があなたのデバイスにダウンロードされました。
インストール後、フロントカメラは自慰行為のたびにビデオを撮影します。さらに、ソフトウェアは選択したビデオと同期します。

今のところ、ソフトウェアはソーシャルネットワークと電子メールアドレスからすべての連絡先情報を収集しています。
収集したすべてのデータを消去する必要がある場合は、BTC(暗号化通貨)で550ドルを送ってください。
これは私のBitcoinウォレットです: **********************************
この手紙を読み終えてから48時間経っています。

あなたの取引後、私はあなたのすべてのデータを消去します。
さもなければ、私はあなたのいたずらを伴うビデオをあなたのすべての同僚や友人に送ります!

そして今後はもっと注意してください!
唯一の安全なサイトにアクセスしてください!
さようなら!


 不快でかつ下品で、非常に胸糞悪い。
 言うまでもなく、ここに書いてあることは全部うそっぱちである。

 英語メールでは、これに、流出したパスワードを記して、さらに脅しの信憑性を増すと聞いていたが、日本語メール版ではまだその段階までいっていないようだ。

 なお、メールの差出人、受取人は同じこちらのメールになっている。これは簡単に詐称できる。
 同じ文面のメールが、「アカウントの問題」、「セキュリティ警告」というSubjectでも届いている。
 こんな詐欺師には、一銭も与えてはならない。

 救いなのは、こういう詐欺メールに引っかかるような情報弱者は、仮想通貨などはチンプンカンプンだろうから、そうそう送金できないだろう、ということくらいだ。
 逆に言えば、情報弱者でも送金できる仕組みを組み込んだら、被害者は激増するだろう。それが怖い(方法はいくつか考えられるが、詐欺師にアイデアを与えるのはよろしくないのでここでは書かない)。

 なんにせよ「この詐欺メールに書かれていることは、最初から最後まで、徹頭徹尾デタラメである」
 もしあなたに、身に覚えがあっても、詐欺メールの最後に書いてある脅しが実行されるようなことは絶対にない。安心して、この詐欺メールをゴミ箱に放り込んでほしい。

 追記:文章を変えたものが送りつけられるようになった。
 Subjectも「あなたのアカウントについて。」「あなたのアカウントは亀裂です」「緊急のメッセージ」と変えてきている。もちろん、すべて詐欺。引っかかる人がいませんように。

こんにちは!

おそらくあなたが推測したように、あなたのアカウント*************.**.**は、私があなたからそれをあなたに伝えたように、ハッキングされました。

私は国際的なハッカーグループの一員です。
2018年7月23日から2018年9月17日まで、あなたが訪問した成人のウェブサイトを通じて、作成したウイルスに感染しました。
これまでのところ、あなたのメッセージ、ソーシャルメディアアカウント、メッセンジャーにアクセスできます。
さらに、これらのデータを完全に減衰させました。

私たちはあなたの小さな秘密を知っています...ええ、あなたはそれらを持っています。 私たちはあなたの行為を見て、ポルノのウェブサイトに記録しました。 あなたの味はとても変わっています。

しかし、重要なことは、時にはあなたのウェブカメラであなたを録画し、あなたが見たものと録画を同期させることです!
私はあなたの友人、親戚、あなたの親密な人にこのビデオを表示することに興味がないと思う...

Bitcoinウォレットに$550を転送する: **********************************
私はそれ以降、あなたの "データ"をすべて消去することを保証します:D

このメッセージを読むとタイマーが始まります。 あなたは上記の金額を支払うのに48時間を要します。

送金が完了すると、データは消去されます。
そうでない場合は、感染した瞬間に、録画されたすべてのメッセージとビデオが自動的にあなたのデバイス上にあるすべての連絡先に送信されます。

常にあなたのセキュリティについて考えるべきです。 このケースでは秘密を守るように教えてくれることを願っています。
自分を大事にして下さい。
posted by 結城恭介 at 12:00| 日記

【日記】パワースピナー

「【回想録】ダイナビーの思い出」の続きである。

「王様のアイデア」で「ダイナビー」を買ってはみたものの、全然、回転に成功しない。一回も、である。
 そのうち、こりゃもうダメだ。自分のような虚弱体質では、最初のオモリの初期回転すらダメなのだ、ムダ金を使ったなぁ、と、机の引き出しにしまったきりになってしまった。

 ある日のこと。ふと引き出しをあけたとき、このダイナビーが出てきて、なにかひらめくものがあり、筐体を持って、机の上を助走させてみた。初期オモリの回転力は、親指で回すよりはるかに速かった。
 おっ、と思って、何度かチャレンジするうちに、やった! コリオリ力が発生し、オモリがブンブンと回り出す。うぉおー、こんなふうになるのか、と感激してしまった。

 慣れてきたら、机の上を助走させる方法で、まず百発百中で回転に成功できるようになってきた。こんなんで手首や腕を鍛えられるのかな? という疑問はあったが、まあとにかく、回せるのが「面白い」のである。
 部屋でやり続けて、飽きた頃に学校へ持って行って、皆に披露した。やはり親指方式で成功した者はいなかったが、机の上の助走方式なら誰でもコツをつかめばできるようになった。
 そして、回り始めると、トレーニングということを抜かして、面白いのである。皆が、回すことに成功すると「おぉっ」と笑顔になるのが楽しく、クラス中で「俺にも貸して」「俺も俺も」と流行ったのであった。
 そのうち、このダイナビーに、オモチャ以上の価値を見いだした運動部の友人が「ゆずってくれない?」と言ってきたので、わたし自身は少々飽きていたこともあり、快く彼にあげたのであった。

 この「ダイナビー」のことは、Amazonを回っていて「パワースピナー」を見るまで、とんと忘れていた。
「ダイナビー」から「パワースピナー」への進化ぶりはすごいものがある。回転数のカウンターつき、回すとLEDが光るもの。それになにより、あんなに苦労した初期回転を、糸を回すことでできたり、ゼンマイでできたりするのである。

 いまさら手首のトレーニングでもないか、とも思ったのだが、なにより、高校生のあのころ「面白かった」という記憶があるし、使い方によっては、左肩の五十肩のリハビリにもなるかな、と思い、ポチッとしてしまった。「パワースピナー」では定評があるらしいNSD社のものである。
 こういうのは、ギミックがついていると故障しやすいという経験則から、カウンターもLEDもついていない、ただしゼンマイで初期回転ができる、という条件から、これを選択。



 届いて、早速開封。昔の「ダイナビー」がどんな箱に入っていたのかは覚えていないが、これはスポーツ用品店においてあっても不思議はないデザインである。



 使い方は、Youtubeなどで検索して予習してあったので、おもむろにオモリの矢印方向へゼンマイをまくようにキリキリ回す。


(矢印方向に回すとゼンマイが巻かれて抵抗力を感じる)

 そして手を離すと――おおっ、机の上を助走させるよりよっぽど速い初期回転。懐かしい感じで、パワースピナーを持った右手を振り回すと、徐々にコリオリ力が強まって、オモリの回転があがっていく。これこれ、この感じ。ああ、懐かしいなあ。高校の頃に腕に感じた「ダイナビー」を、時を経てまた体験できるとは。

 右手、左手と、交互にやってみる。やはり利き手でない左手はちょっと苦手で回転が落ちる。そういうときは右手に持ち替えて回転を増してから、左手に移す。
 疲れなければ、いくらでも回していられそうだ。このあたり、「ダイナビー」よりも設計が練られているのだろうと感じた。


(ブンブン回しているところ)

 五十肩のリハビリになるかどうかはわからないが、届いてから毎日、右手、左手、右手、左手、と、あまった時間に回してみている。ゼンマイ式で初期回転をつけられるから、助走用の机もいらず、ちょっとした時間に回せるのがうれしい。

 そうそう、手首については――以前も書いたが、服薬しているクスリが変わったおかげで、やせにくい身体になってしまったorz おかげで、もう太くならなくていい! と思っている。前はゆるゆるだった腕時計がピッタリサイズになってしまった。五十を過ぎて、中学の頃の夢を、図らずも実現してしまった、と。

 パワースピナー程度では、大したカロリー消費にもならないだろうし、ちょっと甘いものを節制しなければいかんなぁと思う日々である。
(と言いつつ、これもスタバでクリスピー・スイートポテト・フラペチーノを飲みつつ書いている自堕落)
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記