2019年03月06日

【日記】遅刻する人、しない人。

 Twitterで%title%の話題が盛り上がっているので、そのあたりをひとくさり。

 わたしは本当に特別の事情でもなければ、遅刻をしない人。なので遅刻で痛い目をみた経験というのは一回もない。特別の事情があるときは、必ずなんとかその旨を伝える努力をしている。
 振り返ると、高校三年間、毎日いつも朝いちで誰もいない教室に入っていたほど、時間に余裕を持って行動するタイプなのであった。
 ひと気のない校舎を回って、いつもはにぎわっている廊下の休憩スペースでゆっくり文庫本を読むのが好きだった。卒業後、賞をとったとき、「あのいつも廊下の休憩スペースで本を読んでいた先輩か」と言われていたということを後に知る。

 学生時代、教師が言っていたのだが「学校から離れたところに家がある子は遅刻しない。近ければ近いほど遅刻する」ということだった。確かに、そういう傾向はあるような気がしたものだ。わたしは高校にバス→電車→バス通学していたが、近所で自転車通学の生徒はよく遅刻していた。

 仕事の打ち合わせでも、遅刻をしたことがない。知らない場所を指定されたときは、あらかじめそこそこの時間の余裕を持って待ち合わせ場所を下調べしてから、適当な喫茶店に入って時間を潰し、ほぼ約束通りに姿を現すようにしている。
 ネットやスマホのような便利なモノがない時代には、都内の喫茶店をまとめた便利本や、「ぴあ」特別号に載っていた駅前詳細地図が役に立った。
 もともと「おひとりさま行動」が苦にならないタチなので、そういった時間潰しは得手なのであった。

 対して、細君は「遅刻をする人」である。デートで待つのは男の役目だと思っているから、なるべく腹をたてないようにはしていたが(過去形なのは、今は悟りの境地に達している由)、本当によく遅れてきた。
 一度、細君の実家近くを待ち合わせ場所にして、クルマで迎えに行ったら、時間になっても全然現れない。当時はケータイはもちろん、まだ恋人同士でポケベルを持つ文化もなかった。公衆電話から細君のイエ電に電話すると、なんと彼女、寝ぼけて受話口に出てきたのである。
 確かまだデートの回数も二桁いっていなかった頃で、「このコ、俺に本気じゃないのかなぁ?」と不安になったものだ。
 実は本当にズボラ^h^h^hおおらかだっただけ、というのは、後日、彼女を理解するようになって知る。

「【日記】血液型性格診断」でも書いたが、わたしは日本人に血液型性格診断は当てはまる(文化がある)と思っている。細君は一見、几帳面なA型に見えるのだ。わたしも最初はそう思っていた。しかしつきあってみると、もろB型なのである。これは後々、友人や、教会の人にも言われて笑ってしまった。「奥さま、一見、A型に見えるけど、実は根っからB型なんですね」と(笑)。

 脱線ついでに書くと、男のO型(わたし)と女のB型は相性がいいらしい。O型の男は、B型の女が考えていること(マンガでいえば雲フキダシ)をなんとなく読めるのである。
 それと、わたしが「タイプだなー」と思う女性タレントさんなどは、みなB型ばかりであるのも面白い。

 閑話休題。
 細君とつきあい始めてびっくりしたのが、彼女の時間の指定方法である。待ち合わせ時間が10時だとすると、彼女、「10時過ぎにどこそこで」と言ってくるのである。いやそれフツー、「10時までにどこそこで」でしょう? 「過ぎ」だと10時30分でも11時でも13時でもOKになってしまう。いやぁ、なんという知将、って、感心できねーよ(呆)。

 早めに待ち合わせ場所の下見をして、適当なところで時間を潰すのは得意でも、逆に、待ち合わせ場所で指定時間を過ぎて待つのは苦手なのである。昔はケータイなんぞというものはなく、待ちぼうけを食わされたら、はぐれないために、ずっと待ち合わせ場所で待たなければならなかった。
 駅で、喫茶店で、クルマの中で、本当によく待たされた。わたしの人生の十分の一は、細君を待つ時間潰しに使われていると思う。

 細君のこの遅刻グセは、結婚後もかなり長い間続き、そのたびに苦労させられた。何度もその件で衝突したので、今はさすがに「10時過ぎ」指定のようなことを言ってくるようなことはなくなった。「10時頃」はあるけどね。そして、だからといって、その10時頃が必ずしも守られるとは限らない(苦笑)。

 Twitterの両派の応酬を見ていると、わたしが時間厳守派だからということもあり、遅刻常習派の「お願い」はなんとも甘えているなぁ、と思わないではいられない。いや、甘えが一概に悪いとは言わんですがね。こういうのは、両者の関係性によるもので。

 でもね、今の人は恵まれているんですよ。指定時間を過ぎて、待ち合わせ場所を離れても、ケータイやスマホで連絡をつけられるのだから。
 逆に、「学校から遠い子ほど遅刻せず、近い子ほど遅刻する」という先の指摘からすると、便利な時代になったからこそ、遅刻常習派が増えたのかもしれない。
 遅刻常習派から時間厳守派に、まさかの「お願い」が出るほど、ずうずうしくなる程度に、ね。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記