2019年03月20日

【日記】トレッドミルハック

 通っているフィットネス・ジムのトレッドミルが、全機入れ替えになってしまった。

 それまでの素っ気ないデジタル表示コンソールから、ディスプレイのついた最新型に変わってしまったのだ。

 全機入れ替えの予告はあったのだが、心配だったのが、トレッドミルにタブレットを置いてウォーキングできるかということ。
 タブレットを置けないと、それまで楽しみにしていた「歩きながら読書」ができなくなってしまう。

 不安を抱えながら全機入れ替えの翌日、ジムへ向かい、新しいトレッドミルを体験。タブレットは幸いなことに、「緊急停止ボタン」のところに凸面があったので、そこに立てかけることで使えることをかくにん。よかった。ありまぁす(古いネタだな)。

 残念だったのが、乳バンドからの心拍計信号を受信してくれなかったこと。これは業界的にはポラールのそれが標準信号となっているらしいが、それを受信することが根本的にできないらしい。心拍自体は、トレッドミルの前部にハンドル部分があり、そこの電極を握ることで計測が可能だが。
 しかしウォーキングならまだしも、ランでこのハンドル部を握って走る人はいないだろう。この心拍計にはガッカリだ。

 ただ、トレッドミルの付加機能自体は確かにアップしている。
 今回はそれの利用方法などを。といっても、役に立つ人などそういないだろうが……。
ハック≠ニタイトルにはつけたが、用意されている機能をいろいろ使ってみているだけである。ただ、さすがにフィットネスジムだけあって体育会系の会員が多く、わたしのように使っている人を見かけたことがない。そういう意味でのハック≠ナある。

 初期画面はこんな感じ。



 ディスプレイ下部に、こんなくぼみがあるが――



 タブレットはもちろん、スマホも差し込めない。なんのためのくぼみだかよくわからない。薄いパンフレット程度しか差し込めない。

 初期画面の真ん中をタップすると、トレッドミルの標準画面がでる。



 右側のメーターがスピード、左側のメーターが角度を表している。
 下のマイナス、プラスのボタンをタップすることでパラメータの上下が可能だが、大まかな調整はこのメーターを直接タップすることでも可能。中には鬼のようにボタンを連打している人もいるが、上記の直接指定機能を知らないようだ。

 タブレットはこんなふうに置いて使うことが可能。これができるかどうかを心配していたので良かった。



 さて、このトレッドミルの端末だが、どうやらAndroid(KitKat)で動いている。無線LANでルータとつながっているようで、ブラウザを使ってネットにアクセスすることが可能である。
 トレッドミルを使いながら、下部真ん中のアイコンをタップすると、各種機能が使える。





 この機能を使って、Youtubeを観ながらランしている会員は見かけたことがある。というかわたしもやっている。
 ブラウザはAndroid(KitKat)の標準ブラウザとチョロメがインスコされている。しかし、使い勝手はあまりよくない。スクロールが思うようにいかないので、常用はつらい。チョロメはよく落ちる。
 一応、日本語は打ち込めるので、ちょっとしたWeb検索なども使える。



 この端末にはUSB端子がついている。



 ここにUSBメモリを挿すと、中の画像(jpeg)、動画(mp4)、音楽(mp3)の再生が可能だ。



 ただし、ファイルの並びがバラッバラである。ファイル名順では表示されない。となるとディレクトリエントリ順かと思ったが、それをいじって直してもダメ。このあたりの表示の順番はいまだ謎である。

 USBメモリのルート直下ファイルは「usb_strage」ディレクトリの下にあると表示され、USBメモリにディレクトリを切ると、usb_strageと並んでディレクトリ名が表示される。
 これを利用して、続き物の動画などは、一話目をディレクトリ1、二話目をディレクトリ2……というように収容し、一応、順番を把握することは可能だ。というか、ほかに今のところ、いい手がみつからない。

 なお、使えるUSBメモリには上限があるようで、128ギガのそれは認識できなかった。
 わたし以外の会員で、このUSB端子になにか挿している人はいないだろうと思っていたら、先日、このUSB端子からスマホの充電をしている女性会員がいた。これはけっこう目からウロコであった。

 mp4の動画が再生できるので、著作権法上、適法にエンコードされた映画などなら再生できる。



 ちなみにこのトレッドミルには、ステディカムで撮影された実際の風景を眺めながら走る機能がついているが、それはただ単に内蔵メモリに入っているmp4動画を再生しているだけで、三種類しかなく、しかも5分だけという短さ。すぐに飽きてしまった。

 謎の機能として――





 Bluetoothが使える。しかし怖いので、これはONにはしなかった。
 ほかに中国語らしきログイン画面も見える。



 このシステムの製作元は中国なのかもしれない。というか、そうだろう、きっと(標準ブラウザの挙動がそんな感じ)。

 ランを終えると、この画面が表示される。



 使用時間や距離、消費カロリー、角度等、今回のアクティビティの諸データを表示してくれるわけだ。この画面を自分のデータとしてスマホで撮影している会員がいたが、実は右上のQRコードを読みとると、これらのデータはASCIIデータとして取り込むことができる。

 今のところ、これくらい。旧型機と違って、ポラール標準心拍計の心拍数を拾えなくなくなったのは痛いが、動画再生ができるのでプラマイゼロか。
 なにより、自分的には、タブレットが置けることにホッとした。
 ある会員さんは、このディスプレイの上にスマホをバンデージテープでしっかり張りつけて、スポーツ中継を見ながらトレーニングしていた。感心しつつ、毎回張りつけるのは大変だろうなぁ、とも思ってしまった。

 これからの時代、トレッドミルやエアロバイクのコンソールのデザイナーは、ユーザーがタブレットやスマホを置く、ということを意識してデザインしてほしいと思う。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記