2019年09月18日

【日記】台風15号お見舞いに御礼申しあげます

 9月9日に千葉市の真上を通り過ぎていった台風15号につきまして、各所からお見舞いのお言葉、ありがとうございます。

 本当に台風が来るのか? という、「嵐の前の静けさ」だった8日の晩から、いきなり、今までの人生で体験したことのないような暴風雨。家はずっと船のように揺れ続け、生きた心地がしないとはまさにこのこと。
 そして夜が明け、扉を開けてみれば、世界は一変。まず、玄関前にどこかのトタンが落ちているのに仰天。ちょっと飛び方が違ったら、隣のガラス窓を破っていてもおかしくなかったとゾーッ。

 実家に行ってみると、庭はひどいもので、いろいろなゴミのたぐいが散乱し、外で使う用の洗濯機が数メートル吹っ飛ばされ、かろうじて電源ケーブルが錨の役割をして(危ないな……)倒れていた。
 そして物置のトタン屋根が飛び、落ちてしまっていた。
 こうしてみると、下町だけにやはりトタンを使った仕立ての家屋は多く、道に出ると、トタンがそこかしこに落ちている。

 駐車場へ行ってみると、クルマにキズはなかったが、そのすぐ横に、どこの部品かはわからないが、鉄の柱が落ちていてまたゾゾーッ。これも運が悪かったら、クルマにガーッとキズがついていてもおかしくなかった。

 とにかく、トタンや家のどこかの部品、発泡スチロールやゴミ、瓦やスレートなどが飛散しまくっていて、その惨状はまるで台風が通った後のよう……いや、そうなのだけれど(笑えない)、実際にこれを体験するのは、わたしの人生で初めてだ。

 しかしそのゴミなどを整理してみると、わたしと家族の直接の被害は、実家の物置のトタン屋根が落ちただけで済んでいた。これはむしろ、幸運な方だったと思う。
 軒を並べている家々は、パラボラアンテナが吹っ飛ばされたり、ベランダの底が抜けたり、屋根が落ちたりと大変な被害であった。

 と、思っていたら、クルマで十数分のところに住んでいる親族宅から、停電しているとLINEがくる。ウチと実家は、「【回想録】停電の思い出」でも書いたとおり、どうも送電網の要所らしく、あの大嵐の中、瞬停すらなかった。
 千葉市内だから、すぐに停電くらい直るだろうとたかをくくっていたのだが、なかなか停電が直らないとのこと。
 夕方、日が暮れる前に、とりいそぎ、モバイルバッテリーと(冷蔵庫が止まってしまったので)、日持ちのする食料を差し入れする。こうなるとスマホは大切なライフラインだ。

 テレビが見られないから情報が入らない、と親族は嘆くが、そのテレビでもろくな情報が流れていないのは(ウチは電気が通っているから)知っている。
 こういうとき、一番の情報網はやはりTwitterだ。どうやら千葉市の停電地域は他にも多くあるようで、そういう意味では、親族宅のみの停電ではないということでひと安心である。

 このときは、少なくとも翌日には復旧すると思っていた(東電もそんな発表をしていた)、が、翌日も親族宅の電気は復活しない。
 おりしも、台風一過で、九月には珍しいという夏日二日目。親族は家から避難できない理由があったので、その日も充電したモバイルバッテリーと、凍らせたペットボトルを差し入れ。

 三日目。雨の予報もあったので、実家の物置の屋根に昇り、トタン屋根の修理。高いところは苦手なのに……。しかもベランダの裏にハチの巣までみつけてしまって駆除に四苦八苦。

 なんとかハチの巣を無事落としたところで、ホッとして親族宅にLINEを入れると、なんとまだ電気が復旧していない、という。
 今夜も復旧しなかったら、こちらへ避難を勧めることを考え始めた頃、「電気がついた!」とLINEが。これでホッと一息である。

 親族宅は、断水はなく、また、台風自体での被害がなかったことは、不幸中の幸いであった。

 というわけで、今回の台風、結城家の災難は三日目でなんとか片がついたが、これを書いている今も、千葉市内ですら電気が復旧していない地域があるとのこと。もちろん、千葉南部ほかの被災者の皆さま含め、なんとも深くご同情の念を抱かざるをえない。

 時間が経つにつれて、千葉の惨状がマスコミに理解され、三日目くらいからやっとそれが全国に流れるようになった。地震のときもそうだが、一番の被災地は災害当初、情報発信がブラックアウトし、沈黙したまま助けすら呼べない地域になってしまうのだ。恐ろしいことである。

 今回のことで、長期停電への備えは、ある程度考えておかねば、とも感じた。
 なに食わぬ顔で、水曜、土曜とブログを更新していたが、実はこれは事前にアップしてあったものを自動公開しているだけなのである。災害後であっても、更新が予告なく止まったりしたら、わたしの身になにか起こったのだな、と察していただければ幸いだ。

 なにはともあれ、結城は無事である。心配してくださった皆さま、ありがとうございます。と、ここに書いて、個別のお返事の代わりさせていただきたい。いやほんと、そのお気持ちがありがたい。
 本当はおひとりおひとりに感謝のお返事を出したいのだが、増税前に社内PC、個人PCの購入をまとめてリプレースしないといけないので、なかなかゆったりとした気持ちになれないのである。申しわけなや。

 なんて書いていたら、え、パパ様来日決定!? 東京ドームでのミサはネット申し込みで、定員オーバーなら抽選とな!? はああー、なんともせわしない九月だなぁ。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記