2019年11月30日

【日記】パパ様東京ドームミサ・その1

 というわけで、2019年11月25日の月曜日、わたしたち夫婦は東京ドームで開かれたパパ様ミサ(教皇ミサ)に与ってきたのであった。
 どのようにまとめるか迷ったが、時系列で本当の日記ふうに記していきたい。

 と、その前に。
 前日の「王であるキリスト」で教会へ行ったら、かつて教会委員会で一緒にがんばった戦友とも言える、わたしの知る限り、一番、信仰篤い信徒が、今回、教皇ミサ落選の憂き目に遭っていると知って、我がことのようにショックを受けた。
 これは神の選びではない。単なる人間の書いたプログラムによる選択だとわかっていても、どうしてこんなことに、と神様に恨み言を言いたくなる。
 こういう方々がたくさんいらっしゃったことをツイッターほかの情報からも知り、本当に感謝してパパ様ミサに与らねばならないと心に刻んだ次第。

 さて、まず朝、着ていく服のドレスコードは特になく、普通に教会に行く服装でOKと「POPE IN JAPAN 2019」のFAQにも書いてあったので、普通に背広にネクタイ姿で行くことに。ここでハタと迷ったのが、ネクタイの色。わたしはその日のミサの典礼色のネクタイをしていくことにしているのだ。
 通常ならば、昨日、「王であるキリスト」を終えているので、アドベントの紫色になる(と思い込んでいたが、これについては次回の記事で)。しかし今日は華やかな「教皇ミサ」。色は白でもいいか、と――



 白がわりのクリーム色のネクタイを着用(祭服でも白のかわりにクリーム色のものを着る司祭がいらっしゃる)。

 ミサ中の撮影は禁止なので、一眼レフを持っていくのは諦めた。その前のパレードでは撮影できそうという情報なので、愛用コンデジのオリンパスMU1030SWだけを持っていくことに。

 わたしは東京ドームは初体験。細君も一度くらいなにかの催し物で行ったきりで、二人とも初めてのようなもの。
 入場受付は12:30からだったが、これはちょっと早めに行ったほうがいいかな、ということで、千葉の家を09:00に出る。



 JR千葉駅から乗り継いで総武線で一本。



 JR水道橋には10:45着。
 水道橋は予備校時代、毎日通った駅だが、もうずいぶん景色が変わっている。特に東京ドーム側は予備校側ではなかったので、ほとんど初めてだ。





 標識やマップで場所を確かめつつ、そちら方面へ。ほとんどおノボリさんだ(そうだけどw)。
 途中に東京ドームの開催予定表があり、今日の予定を見てみると――



_人人人人人人人人_
> Private Event <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

 5万人を動員するパパ様ミサでも、あくまでカトリック内輪のプライベート・イベントだということに顔がニヤついてしまう。

 東京ドームの近くには後楽園遊園地が見える。



 そう言えば、私的ネットの皆とここでオフ会を開いたねぇ、と、細君と昔を懐かしむ。あれは1995年のゴールデンウィークだったので、なんともう24年も前のことだ。

 テクテク公園を抜けていくと、おぉ、東京ドームの全貌が。



 ここで、だれもいないというのに、こんな看板が立っていることに気づく。



 わたし「なんだこれ?」
 細君「ほかのイベントで使われたやつのなごりじゃない?」
 わたし「いや、ちょっと待てよ」





 おぉおー、パパ様のグッズを外で売っているのか。当日、パパ様グッズを販売することは知っていたが(というか、ネット通販でめぼしいものはすでに購入済)、わたしはてっきり、グッズ類は東京ドーム内で販売するものだとばかり思っていたので、これは意外だった。
 しかも、ネット通販では売っていなかったものもラインナップに並んでいる。これは買わねばなるまい。

 というわけで、設営されている売り場へGO。



 そこにはもう、人だかりが!



 細君「ちょっと早めのこの時間に来てよかったんじゃない?」
 わたし「そだねー」

 商品は番号で指定して、売り子さんがタブレットに入力していく。クレジットカードも使えるあたりさすがである。
 と言っているそばから、買おうと思っていた38番の「教皇フランシスコのロザリオ」が「38番、売り切れでーす!」
 あぁ、目の前でorz

 結局、買ったのは32番「教皇クリアファイル(5枚セット)」、33番「教皇ポストカード(5枚セット)」、39番「教皇フランシスコメダイ付きロザリオブレス」、そして48番「教皇フランシスコの公式日本語カード」を3つ。

「48番、売り切れでーす!」

 おぉお、わたしが最後のひとつを滑り込み購入できたとは、このうちのひとつは、最初に書いた「信仰の戦友」にさしあげるつもりで、細君の分も含め、3つ入手したのであった。

 まだ東京ドームに入る前だというのに、次回につづく!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2019年11月27日

【日記】「目 非常にはっきりとわからない」展

 過日、細君と、千葉市美術館で開かれている「目 非常にはっきりとわからない」展を観てきた。

 なんと、美術館内全部がどこもかしこも展示物になっている、という、前衛的かつ意欲的な取り組みである。



 この展示は、展示期間中、上のチケットで何度も入れるという。けっこう動的に展示物を入れ替えるのであろうか。
 入場時には、胸にステッカーを貼って入ることになる。

 中は、いきなり工事現場風。壁がすべてビニールで覆われ、ガムテープで補強されている。内装がすべてこんな感じ。わたしは「現場ネコ」の大ファンなので、ここでテンションが一気にあがり――

「ヨシ!」
「ゼロ災で行こう!」
「何の意味があるんですか?」
「あ!!(青い光)」

 を連発。細君を苦笑させたのであった。

 会場は一階と、七階、八階に分かれている。
 最初、七階で降りてぐるりと一回りしようとしたところ、展示に手を入れるということで、なにかがたくさん吊してある展示物は観られなくなってしまった。
 その他、壁に殴り書きのような展示物の部屋、壁にかかった巨大な円形の展示物がふたつ(ひとつには布がかぶせてある)などがあり、感想としては――

「後の人がちゃんと観てくれるだろうからヨシ!」

 という感じである。

 八階にエレベーターで上って、びっくりする。そのデジャブ感に。
 なんと、七階と同じ構造で、同じような展示物が飾られているのだ。床に落ちている工事用手袋まで同じ。凝っているなぁ。
 円盤の展示物にかけられている布が違ったりすることに気づく。そして、下では観られなかった、たくさんのなにかが吊されている展示が、こちらでは眺めることができた。
 吊されているのは、時計の針である。ちいさな時計の針が大量に天井から吊され、しかも、ちゃんと動いているのだ。これにはちょっと感動した。感想――

「前の人が合格にしてるし、後の人も観てくれるだろうからヨシ!」

 全体が工事現場風なのも七階とまったく一緒である。けっこう細かいところまで同じ細工がしてあり、このデジャブ感はおもしろいと思った。

 一階に戻り、感想を書く紙とそれを入れる箱を前に固まってしまった。なんとも前衛的で、感想としては――

「前の人が合格にしてるんだから絶対ヨシ!」

 である。
 最後に胸に貼ったステッカーを、出口のポスターにペタリと貼って、わたしも前衛芸術家の仲間入り(?)。

 この「目 非常にはっきりとわからない」展。千葉市美術館で、2019/12/28まで展示されている。おすすめかどうかは「非常にはっきりとわからない」。
 ご興味がわいた方は、あなたの「目」で確かめてみて欲しい。

 ヨシ!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2019年11月23日

【日記】パパ様ミサ当落のアルゴリズムを考察する

 前回の日記では、わたしたち夫婦が11月25日(月)に東京ドームで開かれる「教皇ミサ」に当選したことを伝えたが、ツイッターや実際に聞いた情報によると、「教会コード」を入力した、毎週、教会に通っている敬虔な信徒であっても、当選率はそう高くなかったらしい。

 ここに、ツイッターで収集した情報を集約してみる。あくまでキイハナ(聞いた話)なので、確証はないし、わたしも情報の保証はしない。

・裏で取り仕切っているのは広告代理店の「電通」である。
 ――結城私感。それは最初からそうだろうと思っていた。日本で、これだけの大規模イベントを、短期間で、それほどの混乱もなく準備、用意、実行できるノウハウを持っているのは電通くらいだ。

・当選率は50パーセントくらい。
 ――結城私感。ツイッター上でアンケート統計をとってくださった方の結果や、そのほかの見聞でも、だいたい応募者全員の半数が(「教会コード」入力関係なく)落選の憂き目に遭っているようである。これはちょっと驚きの結果だ。正直、「教会コード」を入れれば、まず当選か、抽選になっても八割は当選すると思っていた。

・イグナチオのような大きな教会でも、当選率は50パーセントくらい。
 結城私感――大教会だからといって当選率があがったり下がったりすることはなかったということか。とはいえ、逆に信徒の少ない教会でも当選率50パーセントだったかどうかは情報がない。

・一人で複数当選している信者がいる。
 結城私感――いわゆる「学校枠」や「青年枠」で当確だった人が、個人でも申し込んで当選し、当選ハガキが三枚来た、という例があるらしい。「学校枠」や「青年枠」の発表が個人の申し込み開始より遅かったことによるもので、仕方ない一面もあるが、こういったダブリは、本来、システム側でチェック、適宜ダブリを削除できたはずである(住所氏名が同じなのだから)。

・複数者で申し込んだ場合でも、全員落ちるor当たるわけではない。
 結城私感――申し込みは1名〜6名まで一緒に申し込むことができ、当選した場合は並んだ席を確保してくれるとのことであった。数学的には、同時申込者が少ない方が当たりやすいはずだが、ここはけっこうドライに、同時申込者の中でも当落の差がついていたとのことである。

・プロテスタント、非信者で応募した者の中にも、確実に当選者はいる。
 結城私感――「教会コード」を入力しなかった申し込み者でも当選したという声が少なからずある。このあたりが「教会コード」を入力すれば優先されるという事前のアナウンスとの乖離を感じ、不公平感をかもしだしている。

・「バスツアー」枠は別途用意されていた。
 遠方から「バスツアー」で来る信徒は、すでに席が確保してあった。これは「学校枠」、「青年枠」と同じ扱いだろう。金で席を買った、不公平だ、という声があるようだが、遠方から来ることだし、わたしは不公平とはまったく思わない。

・最初は抽選になるほどの応募はないと思われていた。
 結城私感――これはうちの教会の主任司祭の弁だが「考えてみてください。日本のカトリック信徒は44万人ですが、実際にミサに来ている信者はそのうちの四分の一以下ですよ。すると日本全体で毎週教会に来ているみなさんのような信者が10万人として、東京ドームに入れるのは半分の5万人です。関東近辺の信者が申し込むことを考慮すれば、それほどあわてることはありません」
 うむ、実際、教会のメールボックスの放置具合を見れば、通っている信者は四分の一くらいという実勢は納得できるものがある。と、聞いたときは思っていた。
 また、長崎で行われるミサは、追加申し込みが必要だったほど、申し込み者は多くなかったらしい。
 東京ドームでも「教会コード」を書いておけば、まず当選確実、という雰囲気はあった

・その他うわさ――聖体拝領はアリーナ席だけ。ほかの席はミサ終了後の帰りにご聖体をいただける。
 結城私感――だとしたらこれはガッカリポイント。わたしはアリーナ席ではないので、ことの実際は、ミサ後のレポートでご報告したい。

 さて、これらの情報をまとめてみると、電通がコンピュータで当落を選別したアルゴリズムがだいたい透けて見えてくるような気がする。

・「教会コード」を入力すると優先される、と言いつつ、「非教会コード入力者枠」は確実に用意されていた。
 結城私感――つまり、数は少ないだろうが、プロテスタント・非信者枠も一定数あらかじめ定数として用意されていた。東京ドーム定員5万人の十分の一、5千人くらいは確保してあったのではないだろうか。

・「教会コード」は次の入力ページの所属教会名入力と照らし合わせて、違う者をはじいているだけではないか?
 結城私感――試していないのでわからないのだが、「教会コード」と、次ページのドロップダウンメニューから選択する所属教会名が違っても、申し込みはできたのではないか。
 つまり、内部的なアルゴリズムとしては「教会コード」と「所属教会名」が違う場合は、当選優先度の変数を落とす(あるいは最初から有効申し込みとしない)といった処理がなされている可能性がある。

・当選者は各教会にバラけるようにしてある。
 結城私感――当選者がひとりもいない教会、当選者ばかりの教会、というようにならないようアルゴリズム設計されているように思われる。
 つまり、当選確率は最初から変数として設計されており、それと、各教会の所属信徒数(これは発表されている)を掛け合わせて、大教会も小教会も同じ割合で当選者を出すようになっているよう感じる。
 その当選確率変数が、今回は結果的に50パーセントまで落ちた(有効申し込み者が10万人いた)ということではないだろうか。

 といったところか。
 もちろん、つながり席の家族申し込みとかもあるので、そのあたりは、別の当選確率変数を上げたり下げたり、席別に数字を調整していると思われる。

 想像するだに、けっこう難しいアルゴリズムだ。全体としてみれば、単純に「五分五分」だが、細部はかなり細かい。
 おそらく、なにか雛形になったプログラムがすでにあるのだろうが、電通は「いい仕事をした」と個人的には思う。

 電通の――というよりカトリック中央協議会の――誤算は、申し込み者が定員の二倍、10万人になってしまい、当初考えていた当選確率変数が50パーセントになってしまったことだろう。

 これはもう、はっきり言って、ふだんミサにこない「イベント信者」、「幽霊信者」、「ファッション信者」(「【日記】信徒八景」参照)のたぐいが「せっかくだからパパ様ミサに参加するぜ」と申し込んだからであろう。
 残念ながら、信徒個人の教会生活への熱心度が量化されたデータはない。それがあればまた違ったアルゴリズムを組めたのだろうが、結果は、熱心な信者が落選し、興味本位の非信徒が当選するという、非常に不公平感の高いものとなってしまった。
 せめて、プロテスタント・非信者枠も変数にして、その枠も信徒に振り分けるアルゴリズムにしておけばよかったのに、と思う。

 カトリックの洗礼を受けたくせに、今、教会とは無縁の生活を送り、パパ様のミサだからと応募して当選の通知をもらった方々は、回心して、これから教会生活を送るように。次の聖句をお送りする。

 わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。
(マタイによる福音書 7:21)

 わたしを『主よ、主よ』と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。
(ルカによる福音書 6:46)


 また、奉仕に祈りにと、日々を教会のために尽くしているのに、落選してしまった方々には、次の聖句をお送りしたい。

 くじは膝の上に投げるが ふさわしい定めはすべて主から与えられる。
(箴言 16:33)


 今回の当落は、決して神の選択ではない。単に、人間が作ったコンピュータがはじき出した、アルゴリズムの結果である。気落ちなどなされないよう、励ましておきたい。
 ちなみに、コンピュータが一番の苦手としているのが、「本当の乱数」を算出することである。だから繰り返して言うが、この結果は人間の手によって行われた選択であり、決して神の選びではないのだ。

 パパ様ミサは、ネットでも中継されるとのこと。よく言うじゃないですか。球場で野球を見るより、テレビで見た方が迫力ある、って。

 あとはせめて、当選できなかった方のために、当日の様子を、後日、わたし個人の目を通した記事にするので、ご高覧くださいませ。
 わたしたち夫婦の席はかなりパパ様から遠いので、オペラグラスを持って行くつもりである。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2019年11月20日

【日記】祝! パパ様ミサ当選!!

 というわけで、カトリック界隈だけで盛り上がっている、11月23日〜26日のフランシスコ教皇様訪日のお話。
 今は「なにそれ?」でも、当日になればマスコミがニュースにするだろうから、皆様の目にも触れるようになるだろう。

 東京では25日の月曜日に、東京ドームでミサが行われる。それについての悲喜こもごもを、後々のために記しておきたい。

 カトリックというのは実にトップダウンな組織で、今回のパパ様(と、教皇様のことを信徒は親愛をこめてお呼びする)訪日のスケジュールや、長崎と東京で行われるミサの信徒応募要領などは、いきなりカトリック中央協議会からFAXで各教会に送られてきたのだった。
 その文面からして、ちょっともう笑ってしまうのである。

 まず深呼吸して、落ち着いてから読んでください(意)。

(原文のFAXを探したが見つからない。この用紙に、後で解説する「教会コード」が記されていた)

 いや、おまえも落ち着け! という感じであるw
 まあ無理もない。なにしろ、前回のパパ様訪日は、ヨハネ・パウロ二世がいらした38年前。当時とは時代も情報の速さも違う。
 それにしても、初動が遅いと思うのはわたしだけであろうか。パパ様訪日の決定が遅かった(「【日記】パパ様来日はまだ未定なんだって」参照)ので仕方ない一面もあるが、全体的に、実に慌ただしい。

 今回、東京ドームミサ参加の申し込みは、9月20日解禁のインターネットのみ。正確にはバスツアー枠とか青年枠とかがあるので、そういった別のルートから「当確」できる信徒はいるのだが、大多数の信徒はネットから応募ということになる。

 とはいえ、日本のカトリックも今や少子高齢化しており、ネットというだけで尻込みしてしまうご高齢の信徒も多かったはず。ネットだけで申し込み、というのは、ちょっと優しくないかな、と、思う。
 うちの主任司祭は「これを機会に、お孫さんと交流をね」などと言っていたが、ネット申し込みというだけであきらめてしまった信徒がいたとすれば可哀想だ。なにか別のアナログな救済措置があっても良かったような気がする。

 そして「教会コード」である。ミサ応募には、各教会に振られた個別の「教会コード」を入力する必要があった。



「教会コード」を入れないで応募もできるのだが、書いた者の方が優先して当選されるという。
 この「教会コード」の扱いは「教会外秘」で、SNSや掲示板に書くことは禁止であった。わたしのサーチ範囲では、そういうことをした不届き者はいなかったようである。
 が、「教会コード」をどの範囲で信徒に教えるかは、各教会の主任司祭に一任されており、教会の掲示板にババーンと貼っていた鷹揚な司祭から、毎月献金を納め、奉仕をしている信徒でないと教えない、という厳しい司祭もいたようである。
 うちの主任司祭はミサ後の各種事項のお知らせのときに口頭で言い、電話での問い合わせでも伝える、という、ごく普通の対応だった。

 なんにしても、この「教会コード」の存在はツイッターでも話題になり「教会にずいぶん行っていないからわからない、司祭に電話で聞くのも怖い」というイベント信者(「【日記】信徒八景」参照)には、ずいぶん不評だったようだ。

 しかし、この点については、わたしは辛口にいきたい。カトリック信者というのは、聖なる、普遍の、使徒的、唯一の教会とつながっていて、はじめて信者と言えるのである。毎週ミサにあずかっていないイベント信者は、ミサの重要性をわかっていないだけでなく、カトリック信者の守るべき約束(毎週ミサに与ること)を破っているわけだから、パパ様ミサに与る必要が根本的にないはず。主イエスもたとえ話で言っている。

「二人の人が祈るために神殿に上った。一人はファリサイ派の人で、もう一人は徴税人だった。
 ファリサイ派の人は立って、心の中でこのように祈った。『神様、わたしはほかの人たちのように、奪い取る者、不正な者、姦通を犯す者でなく、また、この徴税人のような者でもないことを感謝します。
 わたしは週に二度断食し、全収入の十分の一を献げています。』
 ところが、徴税人は遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言った。『神様、罪人のわたしを憐れんでください。』
 言っておくが、義とされて家に帰ったのは、この人であって、あのファリサイ派の人ではない。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」
(ルカによる福音書 18:9-13)


 というわけで、毎週ミサにこないイベント信者は、東京ドームの外で胸を打って回心してください。神様は義としてくださるでしょう。わたしたち罪人はパパ様ミサに与ってきますので。

 などと、「教会コード」を書けば当確、と思っていたら、風の噂ではそれでも抽選になりそうだという話。うーむ。

 彼が活動し始めたときから今に至るまで、天の国は力ずくで襲われており、激しく襲う者がそれを奪い取ろうとしている。
(マタイによる福音書 11:12)


 状態ですな。
 いやしかし笑っていられない。普段、教会にこない「イベント信者」のなんと多いことよ。この不届き者めらがぁ!
 わたしたち夫婦も、もちろんネット応募解禁日に教会コードつきで申し込んだが、一抹の不安は消えることがない。

 なお、申し込みは一人から六人単位で申し込みができ、申し込んだ人数に応じて、並んだ席を取ってくれるという。わたしたち夫婦は二人で申し込んだので、数学的に考えて当選率は高いはず。それでもやはり不安なのであった。

 11月11日あたりから「当選ハガキ」の発送、15日までにこなかったらあきらめ論。ということだったので、実際に届くのは12日以降かな、と思っていたら、11日の月曜日――



 きたぁーっ! 来ましたよ。プラチナチケット。やったぁー!!
 なにしろふだんから「カットリク」なんてネタをやっているのに、パパ様ミサに落選ではシオシオになるところだった。

 ハガキは両面からはがすタイプで、注意事項が山のように書いてある。入場には顔つき身元証明書一点か、それがない場合は二点の身元証明書が必要とのこと。これは二人とも免許証でOKなので心配なしだ。

 残念だったのは、ミサ中の撮影、録音が禁止だったこと。著作権にひっかからないパパ様の写真を撮っておきたかったのだ(実はわたし、今年の復活祭から、所属教会の広報部に復帰している)。

 なんにしても、嬉しい。嬉しい。
 パパ様ミサとその前後の東京ドームの様子は、またレポートするので、そのときはご高覧くださいませ。

 追記:そういえば、ちょっと前に、オフィシャルサイトで購入していたパパ様訪日記念グッズが届いた。買ったのはマグカップと、トートバッグ、それにキーホルダーである。
 ま、こういうのは記念品だからいいのだが、もうちょっと商品展開に華があっても良かったなー、という気がする。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2019年11月16日

【日記】GAN356iレビュー

 というわけで、ルービックキューブならぬ六面立体パズル、GAN356iのレビューである。
 Youtubeなどではかなり突っ込んだレビューがあるし、Triboxさんにも懇切丁寧な解説動画があるので、そちらの方がよりわかりやすいとは思うが、文字情報(ブログなど)でのレビューはほとんどないようだし、さらには、わたしのような超々初心者の書いたものはまったく見かけないので、筆を執った次第。



 GAN356iは、中国のGAN社が発売している、スマホと連動して使えるスマートキューブである。
 スマートキューブに関しては、「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その1」「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その2」「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その3」「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その4」の記事でも触れたが、こちらはGiiKERとは違い、三軸センサーを登載しており、手元のキューブの向きを変えると、画面上でも向きが変わる。これがなかなか未来的で面白い。

 スマホにはGAN社が出している「Cube Station」というアプリをインストール。最新のバージョンの初期画面はこんな感じ。



 ちなみにこのアプリ、2バージョン前にはそんなことはなかったのだが、前々バージョンから、こんなダイアログが出るようになってしまった。



 まあダイアログを消せば、通常通り使えるので、問題はないのだが、ちょっと作りこみの甘さを感じる(※注:V1.3.1では直ったようだ)。

 また、FAQ的になりつつあるのが「まずキューブとスマホが接続できない!」ということ。スマホとはBluetoothで接続するのだが、これがなかなかコネクトできないときがある。
 キューブ本体の電源は、五回振ると入る、となっているが、これがなかなかわかりにくい。GiiKERのように、ピー音とかを出してほしかった。GAN356iは無音である。
 わたしも最初、ちょっと充電してから接続しようとし、なかなか接続できず、初期不良かとあせってしまった。しかし、充分充電してから試してみると、簡単に接続できてホッとした。
 なかなかコネクトできない、という方は、まず、本体を充分充電してから試行してみてほしい(後述するが、本機のバッテリには問題がありそうだ)。もちろん、スマホ本体のBluetoothはオンで。あと、位置情報もオンにしなければいけないようだ。

 さて、メイン画面に話を戻して、以前は「Personal Training」と「Online Battle」だけだったが、さらに「AI Teaching」と「AI Solve」が加わった。が、これは本当に基本的なキューブの揃え方のティーチングと、AIがキューブをソルブするというだけのモードで、それほど面白いものではなかった。

「Personal Training」の画面。



 主に「Algorithm Scramble」を使う。これは回転記号通りにキューブをスクランブルし、ソルブまでの時間を記録するというモード。まあGiiKERでもメインの機能ではあるが、キューブを手元で回転させると、画面上でもクルクル回るのが面白い。

 さてさて、Youtubeレビューでも、Tribox動画でもおっしゃっているとおり、GAN356iの華は、世界中の誰かとソルブ時間を競える「Online Battle」である。
 しかしこの「Online Battle」、「1vs1 Battle」モードに入るには、「Personal Training」の「Standard Timing」モードで、ソルブ一分を切らなければならない。
 わたしのように、たまに単発で一分切って喜んでいるような超々初心者は、最初から門前払いである。

 もっとも、救済措置としてか、「Beginners mode」というバトルモードもあって、こちらは「Standard Timing」で90秒以下(だったかな?)をマークすれば使えるようになる。
 とはいえ、これも時間内に、表示された回転記号通りスクランブルしなければいけないハードルがあり、回転記号に慣れていない人にはまずそれが第一関門となる。ふー。
 こっちならなんとかわたしも使えるので(情けなや)、さっそく、世界の誰かとBattleしてみたのだが――


(勝っているのに……)

 こちらが勝っているのに、勝手にDNFにされて負けということが続いてしまう。



 これはどうやら、サーバが中国にあり、うまくタイム情報が伝わっていないことが原因らしい。
 何度か闘っているうちに、やっと勝てた。


(タイム、笑わないでね……泣)

 嬉しいというより、やっと正常に動いたかー、と、ホッとしてしまった。

 とにかくこのキューブは、ソルブがsub60以下の人は「問題外」というような感じである。あぁ、精進しなければ――。

 あと、本体の不満としては、バッテリ消費が速い。速いだけでなく、電源を切って置いておいても、自然に減っていってしまい、三日もすると、もうカラケツになりコネクトできない、という羽目に陥る。

 GiiKERの方はバッテリ持ちがとてもいいだけに、これは残念だ。リチウム電池は、バッテリを充電し続けても、また、放置してカラケツにしても傷みが発生するので(リチウム電池は容量半分くらい残しておくのが一番長持ちする)、スマートキューブ自体の寿命としては短いのではないかと、それが心配である。
 GiiKERは重いが、GAN356iはそれに比して軽い。おそらくバッテリも小容量のものを使っているのだろう。ここはGiiKER並に重くしてもいいから、バッテリ容量を優先してほしかったところだ。


(前日にフル充電して、一回ソルブして電源断。翌朝にはもう半分になっている)。

 再度書くのも悔しいが、このスマートキューブ、sub60を切らない人が使っても、あまり楽しくはない感じ。キューブ界というのは、sub60を切ってやっと初心者なのだなぁ、と、ため息をつきながら、今はPersonal Trainingで一所懸命がんばっているところである。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記