2019年12月07日

【日記】パパ様東京ドームミサ・その3

 12:30、30番ゲートの前に机が並べられ、係員の準備も済んだので、時間ぴったりに入場開始。
 まずは全身を金属センサーで、表、裏、と確かめられる。
 そして手荷物検査。当日持って行ったのは、Kananaのビジネスリュック(【日記】愛用カバン)だったのだが、確かめられたのはメインコンパートメントだけで、特に他のポケットまでは見られなかった。こんな型どおりの検査でいいのかなあ、と思わないでもないが、まあ30番ゲートから入る人はほとんど一塁側の遠い席だからパパ様に危害を与えようもないということか。

 そして入場のためには、送られてきたハガキと、写真つきの身元証明書一点、それがない人は身元を証明できる資料二点を提示しなければならない。わたしたち夫婦は、これは運転免許証一点で軽くスルー。

 東京ドーム名物の回転扉を抜けると、係の方(ボランティアの信徒?)が机を前に待っていて、重ねられた「ミサ式次第」を一部、それと旗、そして一枚のカードを渡してくれた。

 細君「このカードは……」
 わたし「このカードは――」
 わたし・細君「ペルガメーナだ!」


(カトリック中央協議会「ペルガメーナ」を引用)

 にこやかなパパ様のお写真が入っているそれは、ペルガメーナ、あるいはペルガメナと呼ばれているもので、羊皮紙という意味だが、カトリック的には「教皇様から祝福をいただいた証書」であり、広い意味で(このあたりが謎)家族も祝福されるという逸品なのである。

 わたし「うわわー、感激だー」
 喜んでいるわたしに、受付の方が微笑みながら、胸から下げるホルダーを渡してくれた。

「これに送られてきたハガキをいれてください」

 なるほど、こういう風に使うのか。動線や保安など含め、いろいろ考えられているなぁ。



 ちなみに、いただいた旗は、わたしも細君もバチカンの国旗であった。他に、日本の国旗と、今回のパパ様訪日用ロゴの旗もあったようである。

 席は全席指定なので、自分の席を探してたどりつく。うーむ、祭壇も大型モニターも遠い。場所的には良いとは言いがたいが、当選できなかった方のことを思うと文句はこぼせない。

 そうそう、カトリック信者にとってあまりに当たり前のことなので、いままで触れてこなかったが、今回のパパ様ミサは――

「全席無料!」

 である。パパ様ミサに限らず、世界中どこでも、どの司祭があげるミサでも、ミサというものは、値を払うことなく、誰でも受けられるものなのである。ただし、ご聖体(聖変化後のホスチア)をいただけるのは、洗礼を受けた信徒だけだが(幼児洗礼の場合、初聖体をいただいた者)。



 さすがに開いたばかりなので、中はガラガラである。あわただしく、さきほど金属検査のために体から外した腕時計や、いつも身につけている十字架のネックレスなどをつけて身支度。このあわただしさが、後ほど仇になるのだが、それは次以降の記事で触れよう。

 ミサ中の写真・動画撮影および録音は禁止だが、それまでは撮影OKなので、みなカメラやスマホでいろいろ撮っている。わたしも、わたしの席(一塁側バルコニー席)からの景色をパノラマで撮影してみた。



 こんな感じ。この時点で12:50。
 大型モニターは外野に二台設置されているのだが、わたしたちの一塁側バルコニー席からは、一台は真横なので完全に見えず、もう一台も遠い。メガネを最大遠用のものに掛け替えて、やっとモニターの文字が見える。でもこれだと、老眼で式次第の文字は読めないのだよな……。

 聖体拝領
 アリーナ席→ミサ中
 それ以外の席→ミサ後出口で


 というような表示がモニターに出て、あぁ噂は本当だったのだな、と、ちょっとガッカリ。ミサ中に聖体拝領できないなんて、それじゃ「み言葉の祭儀」じゃん、などと細君にぶうたれてみる。
 細君は細君で「アリーナ席に座る女性はベール必須だよね」と憤っていたり。
 そしてそのたびに顔を見合わせ「でも当選してこの席にいられるだけで幸せか」と渋い表情になるのであった。

 ところで、ご存知の方は当然ご存知だろうが、東京ドームの椅子はこんな感じ。



 わたし「わー、今まで行ったどの教会の椅子より豪華だw」
 細君「どこぞの新しく作るオリンピック用競技場は木の椅子らしいよ」
 わたし「わはは、そっちのほうが教会並みだ」

 アリーナ席に、まだスータン姿の司祭たちが列を作って現れ、祭壇の前の席に座っていく。どうやらこれから、式の流れの解説を聞くようだ。

 信徒側席は徐々に埋まっていくが、けっこう埋まり方が一様ではない。開いている席は、ポッカリとその一帯全体が開いている感じだ。
 これはどうやら、バスツアー枠の団体客用の席が開いているからのようだ。



 どうもわたしが想像していたより、バスツアー枠はとても大きかったようである。

 カバンを整理したかったので、マクドでとったブランチから時間はそう経っていないが、用意しておいたセブンレイブンのおにぎりを細君とパクつく。

 14:00、信徒の入りようはこんな感じ。



 さりげなく(いや全然)、写し込んでいる腕時計は、実はパパ様とお揃いのMQ-24-7BLLJFである。

_人人人人人人人_
> チプカシ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

 そう、パパ様がカシオの1,000円しないアナログ腕時計をご愛用なさっているのは有名な話。わたしも買っておいて、今日この日の朝におろしたのであった。うふふ。
 腕時計は他にも、愛用品とか、洗礼記念で買ったものとかが故障もせず動いているので、こういうムダをするのはパパ様の好まれるところではないだろうが、でもファンアイテムでもあるからね。うん。

 次回こそ、その肝心のパパ様ご登場だと思う、じゃないかな? たぶん。
 つづく!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記