2019年12月14日

【日記】パパ様東京ドームミサ・その5

 解説しよう。「パパモビル」とはデビルマンとは関係なく、またパパ様が操縦するモビルスーツでもない。パパ様が一般拝謁時にお乗りになる自動車の愛称で、信徒からパパ様がよく見えるよう、多くはオープンカータイプで、パパ様が立ったまま進むため、手すりなどがついている。「パパモビーレ」と呼ばれることも。



 パパ様だ!
 デジタルズームでもう一度!



 ボケボケ(>_<) 一塁側バルコニー席で、コンデジではこれが限界だ。
 それでも、嬉しい! 嬉しい!! 写真を撮ってから、オペラグラスでパパ様のお顔を拝見する。
 今、わたしとパパ様を遮る物はなにもない。同じ空間、同じ時間にパパ様がいらっしゃる。なんという至福。なんという愉悦。

 東京ドーム内5万人のカトリック信徒が総立ちである。皆、受け取ったバチカン国旗、日本国旗、今回の訪日記念ロゴの旗を振り、大歓声だ。この熱気、この声援!

 アリーナ一塁側に信徒たちが集まっていた理由がわかった。みな我勝ちに、子ども(赤ちゃん)に祝福をお願いしに行っていたのだ。
(ちなみに、大人が抱っこして入れる赤ちゃんは、席はあてがわれないが、当選ハガキなしでも入場が可能であった)。



 パパ様が赤ちゃんを親御さんから抱きあげ、頬ずりしたり、キスしたりするたびに、東京ドーム内に「うぉおおおー」と歓声があがる。
 おっ、パパ様の後ろに、菊池功東京大司教区司教様がいらっしゃる。菊池大司教様もとても気さくな方で、わたしも何度か、細君と一緒に写真を撮らせていただいた。



 パパモビルはゆっくりと一塁側からホームベースあたりへと向かい、そこで鋭角に曲がって、祭壇へ向かう赤カーペットの道を進む。パパモビルと席が近いだけあって、この通りの人々は狂喜乱舞、みなスマホを持ち上げて撮影撮影また撮影。赤ちゃん連れはもう必死でパパモビルへ近づいて祝福をお願いし、大人は握手を求める。いいなぁアリーナ席。



 タイ、長崎、広島と、長旅でお疲れだろうに、パパ様は笑みを絶やすことがない。大型ビジョンに映るパパ様の笑顔、そして信徒たちの笑顔、大歓声、泣く赤ちゃん(笑) 5万人を収容したドームが、ひとつの生き物のように一体化している。
 この時、この場におり、この空気感を感じることができて本当に良かったと、本心から喜びがわき上がることを抑えられない。気づけば自分も、パパ様が赤ちゃんにキスするたびに「おおおーっ」っと言っている。
 オペラグラスで見つめていると、パパ様の左腕に黒いバンドがチラチラと。やっぱりチプカシMQ-24-7BLLJFをお使いなのかな?



 パパモビルは祭壇前で左折し、今度は三塁側のルートをとって回っていく。もちろんそちらでも、大歓声と祝福を求める信徒たちの嵐。そしてホームベースあたりまで行って、再び赤カーペットの道へ。アリーナの人たちは二回もパパ様と接近するチャンスがあったのだ。本当にうらやましい。

 やがてパパモビルは祭壇袖に消えて駐車(わたしの席からは祭壇裏がちょうど見える位置だった)。
 パパ様がゆっくりと祭壇に現れる。階段ではなく、スロープを使用していたと思う。さて、ミサの始まりだ。
 司式の神父様が、凛とした声でアナウンスする。
「これからごミサです。旗を振ったりせず、信仰を持って与りましょう」

 すーっと、5万人を収容した東京ドームから喧噪が消えた。
 教皇ミサの開始である。
 つづく!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記