2016年12月28日

【日記】自動車免許

自動車免許を取ってから、もう30年以上が経つ。
ゴールド免許制度ができたのが1993年のこと。それ以前にも無違反だったので、次の更新時にはすんなりとゴールド免許に移行し、そのままずっとゴールドのままだった。

けっこうクルマは日常で運転していたのに、無違反で通したというのはたいしたものだ。
まあ。無茶はしないドライバーだから。わたしは友人から「ハンドルを握っていても、ふだんと人格が変わらないタイプ」と言われている。

なのに、ああそれなのに、もう、七、八年前のこと、やってしまったのである。駐車違反を。
クライアントに頼まれていたPC修理完了品を、近所にクルマを停めて搬入して、設置して請われるままに動作を確認し(これがいけなかった)、ホッとして路上に出たら……貼られていたのである。青切符が。
ううーん、交通のじゃまにならないところにとめていたのに、どうも、路上駐車禁止強化月間に引っかかってしまったらしい。
しかし、言い訳は言い訳。そんな勝手な理屈はお巡りさんには通用しない。

貼られた青切符は放っておいて、出頭命令が来たらノコノコ警察に顔を出して「使用者は誰かわからない」とうそぶけば、反則金は払うことになっても免許の失点はない、という裏技は知っていたが、そういうずるいことはやはりできない。
嘆きながらも、即、警察署へ出頭し、うなだれたまま調書を取られ、見事「前科一犯」ならぬ「前科一違反」に。カツ丼は出なかった。
即、郵便局で反則金を納めたが、一万なにがし円で、その日の収支は結局パーに。結構凹んだ覚えがある。

あれ以来、反省して、たとえちょっとの時間でも、駐車は必ずパーキングを探して入れるようになった。

駐車違反のツケはその日の反則金だけではなかった。次の更新時には、免許取得時以来久々のブルー免許。わたしが取得したころは、免許取得後三年間の「グリーン免許」はなかった。

しかも「軽微な違反」なので、ブルー免許だが有効期間が五年なのである。違反点数の多いブルー免許ドライバーの方は有効期間三年で、早くゴールドに復帰できるという現行制度はどうなのだろう……。

免許証の写真が、心なしか悲しげに写って見えるのは気のせいか。

免許証というのは、なんやかやと身元証明のために公的機関の窓口で見せることがある。そのたびに「あらこの人ブルーなのね」と思われていそうで、眉はハの字、口はヘの字になってしまう。

免許証の話となると、ネットではよく「AT限定免許 vs MT免許」の話がでる。
わたしの頃は問答無用でMTで取るしかなかったのだから、選択肢が増えたのは良いことだ。
書き込みでは「男ならMT取っとけよ」みたいな言い方をされることが多いが、そこは現代っ子らしく「AT限定でなにが悪いの?」と開き直る子の方がわたしは好きだ。
実際わたしも、最初のクルマだった「ダイハツ・シャレード」以来、マニュアル車には乗ってない。あ、一度引っ越しで軽トラを借りたときはマニュアルだったか。しかしその後、ホームセンターで借りた軽トラはオートマで、「おぅ、もうマニュアルの時代は終わったなぁ」と思ったものである。

私感だが、AT限定と割り切れる人の方が、安全運転に気を配れる余裕が多い分、運転が総合的にうまくなるのも早いのでは、という気もする。
運転のうまさというものは、機械を操れる技術のうまい下手ではなく、路上のコミュニケーション能力によるものだからである。
我々はスピードレーサーではないのだから。

MTは切符、ATはSUICAみたいなもの。十分にこなれた便利な技術は使った方がいい。

さて、わたしは十二月生まれなので、やっとそろそろ、念願の免許更新時期が来る(これを書いているのは11月上旬)。
よりいっそう安全運転に心がけて、次はゴールド免許に復帰といきたい。

「俺、ゴールド免許に復帰したら、ひさびさに海ほたるにでもドライブするんだ……」

と、こうやってブログに書いたりして、変なフラグが立ってしまわなければいいのだが。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記