2017年06月27日

【日記】おひとりさま

「【日記】プラネタリウム」で、カップル溢れるクリスマス時期のプラネタリウムに、一人で行き観ていたことを書いた。そしてわたし、実はそういう「おひとりさま」行動が、全然平気なのであった。

ティーンエイジャーの頃から、一人映画館はもちろん、一人焼き肉、一人ファミレス、一人ボウリング、一人プール、一人展覧会、一人動物園も、なんら抵抗がない。細君というパートナーができてからは、二人で出かけることも多くなったが、都合が合わないときは、やはり「おひとりさま」行動、平気の平左である。

二駅ばかり離れたところに、知る人ぞ知る評判のスイーツバイキングの店があって、ある日、ひとりでふらりと寄って楽しんできた。ここのスイーツはウェイトレスさんに頼んでサーブしてもらう形式。
気に入ったので、翌週、細君をつれて再来したら、ウェイトレスさんに「この前、たくさん召し上がってくださいましたよね。今日は奥様もご一緒でありがとうございます。楽しんでくださいね」と笑顔で言われた。大の男が「おひとりさま」で甘い物をパクパク平らげていたので、印象に残っていたらしい(笑)。

上記のようなスイーツバイキングはもちろん、普通のビュッフェ(食べ放題)も、スーツにネクタイ姿の「おひとりさま」でずんずん入っていく。奇異の目で見られたことがまったくないと言えば嘘になるが、気にしなーい。「おひとりさま禁止」とか「カップルで」という但し書きがあるなら、もちろん無理矢理乱入したりはしない。
わたしはクリスチャンなので「お客様は神様です」なんてのはナンセンスな戯言だと思っているが、特にお店側の禁止事項に抵触しておらず、マナーもドレスコードも問題ない店に「おひとりさま」で入っていくことに抵抗はない。
いいお店だな、と思ったら、後日、細君を連れて再訪するのも楽しみのひとつである。

最近は食が細くなってしまい、体調的に家にこもることも多くなってしまったので、こういうことができなくなってしまったのが残念だ。

もともと、「おひとりさま」行動が苦手ではないのは、ハイティーンの頃から、小説の取材で、一人で出歩くことが多かったからである。
男性編集者との打ち合わせのとき「そういえば、少女マンガ≠竍女性誌≠買うのって恥ずかしいですか?」という話になったことがあった。もちろん、別に恥ずかしいことなどない。相手の編集者も「あ、やっぱりそうなりますよね」という返事だった。業界人は一般消費者とは購買動機が違うので、どんな雑誌でも買うのにてらいはないし、それに慣れてしまうのである。
今では男性が女性誌を買っても違和感がない時代かもしれないが、上記の逸話は昭和のもの。男が少女マンガ≠竍女性誌≠買うのはまだまだ珍しい頃のお話。

そんなこんなで「おひとりさま」行動に抵抗のないわたしであるが、ネットで「難易度が高い」と言われている次の「おひとりさま」行動はできずにいる。

・一人旅
・一人カラオケ
・一人遊園地

「一人旅」がダメな理由は自分でもわかる。もともと旅行が好きではないし、基本、インドア派だからだ。取材・出張が一人旅に含まれるならアリかもしれないが、それは「仕事」であって「旅」が目的ではないから、わたしの中では一人旅ではないのである。
「一人カラオケ」は、もともと「カラオケ」をしないから。二人カラオケでも多人数カラオケでも乱取りカラオケでも、しない。細君に「カラオケ行こうよー」と誘われ続けているが「聖歌なら毎週教会で歌ってるからいいよ」と言って袖にしている。
最後に残った「一人遊園地」。これが難物だ。さすがにできる気がしない。どうせ行くのなら、やはり細君と、と思ってしまう。単に入場単価が高いから、近所にないから、というのはあると思う。
評判の名古屋の「レゴランド」が近所にあって、入場料が1,000円くらいだったら、入ってのんびりと過ごしているかもしれない。

ちなみに話題にもならないが「ひとり教会」というのも、普通人には難易度が高いかもしれない。カトリック教会は(基本、昼間は)聖堂を開けていて、信徒の「ご聖体訪問」ができるようになっている。
他に人のいない、時計の針の音すら聞こえるくらい静寂なお聖堂で、一人、ご聖体を前に祈る時間が好きだ。
「おひとりさま」行動に抵抗のない方は、一度、訪ねてみるとよいかもしれない。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記