2017年08月29日

【日記】辛いもの

 今年の夏は少しおかしい。涼しくなったかと思うと、一転、酷暑がぶりかえす。涼しいだけ、暑いだけならまだ耐えられるのだが、こうも陽気が二転三転されると、心身へのダメージがかなり大きい。

 細君と外出して昼食。ココスに入る。正直、食欲がないので、自分はデザートにドリンクバーでいいや、と入店したときは思っていたのだが、メニューに「激辛・冷やし麻辣麺」という季節限定メニューがあるのを眺めていたら、ちょっと食欲がわいてきてそれを頼むことにした。




(※大変辛いメニューとなっております。辛さが苦手な方やおこさまのご注文には充分ご注意ください。)

 この惹句が「※ただしイケメンに限る」みたいで選民意識をそそられていい(笑)

 わたしは「甘党」だが、基本、「味音痴」なもので、辛いものもダメというわけではない。ただ最近は、主治医に無茶はしないでと釘を刺されているので、辛いものは避けてきていた。
 以前は辛いシシトウに当たる≠ニ嬉しくて、「辛い、痛い、辛い、痛い」とハフハフしたものだった。最近はそこまで辛いシシトウがなくて残念である。

 だいたい、ファミレスなどでの「激辛」メニューは、お客さまに遠慮して、本当に「激辛」なのはまずない、という経験則がある。
 三十年以上前だが、デニーズでバイトしていた友人から聞いた話。そこでは当時「鶏のステーキ小悪魔風」という、鶏ステーキの上にカラシを塗りたくったメニューを出していたそうなのだが、注文したお客さまが「こんなもの食えるか」と理不尽に怒り出し、オーダーを交換したのだそうだ。
「ファミリーレストラン」だけに、あまり無茶をしすぎると、こういうお客さまも出てきかねない、ということだろう。

 が、今回出てきた「冷やし麻辣麺」は、そこそこ「激辛」であった。試食した細君も「くるくるー、これは辛い!」と言う。ファミレスにしては珍しく、きちんと激辛である。
 一緒に花椒油もついてきて、辛さが足りない人は追加をどうぞ、というのだが、わたしは甘ちゃんな激辛喰いなので、それを注すまではさすがにできなかった。

 日ごろ「腹に入ってしまえばみな同じ」と言っている味音痴だが、腹に入ってもほんのり温かい激辛麻辣麺であった。
 ファミレスでもこういうメニューが出せるようになったのだなぁ、と、日本の外食文化が成熟したことに驚いている。

 検索してみると、これでも「辛さはまぁまぁかな」という人がいてすごい。
 わたしは「味音痴」を自覚しているのでいいのだが、激辛メニュー大丈夫という人は味蕾が破壊されているのではないかと、他人事ながら心配している。

 ところで、上記で「辛いシシトウ」に当たらなくなったという話を書いたが、実は当たらない<Rツがあるのである。食べて「あっ、これは辛いかも」と感じたら、すぐに飲み込んでしまうこと。爆弾処理みたいなもので、舌の上で爆発させないで、胃にすぐ落とし込んでしまえば辛さを感じずに済むのである。

 まあ、こういうことをやっているから、毎日、クスリが欠かせないのかもしれないが……。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記