2018年06月10日

【日記】スピードキューブ

 相も変わらずハマっているルービックキューブだが、何も見ず、脳力と記憶だけで六面完成できるようになると、やはり時間短縮にチャレンジしてみたくなる。

 実は、ルービックキューブでタイムチャレンジする、というアタマは、第一次ブーム、わたしが高校生の頃には、正直、なかった。当時は「六面完成できるか否か」がまず問題で、その時間で競い合う、という発想が(わたしの友人間では)なかったのである。

 初めて、ルービックキューブで時間を競う、という発想をわたしに与えてくれたのは、中学時代の畏友H君であった。彼が年賀状に「ルービックキューブを×分で作れるようになったぞ!」と、一言、添えていたのだ。
 ×分の×が思い出せないのだが、一分だったかなぁ。当時開かれたという第一回大会のチャンピオンの資料を見てみると、三回の平均が52秒だったそう(宝島社「頭を鍛えるルービックキューブ完全解析!」より)だから、やはりそのくらいだったろうか。
 おそらくまだ、ツクダ式だけで、LBL法は生まれていない頃だと思う。それとも、地頭の良いH君のことだから、自分でLBL法に取りかかっていたのかも知れず。

 というわけで、「へぇ、ルービックキューブで×分切るってのはすごいことなのか、な?」と自分は感心したり、困惑したりしていた。というのも、その頃の自分はツクダ式を覚えてできるようになっていて、ルービックキューブをやらなくなってしまっていたから。キューブ本体も、誰かにあげたか、捨てたかした後だったように思う。

 話は現代に戻り、今はスピードキュービストたちのサイトや動画を見たり、入門書を読んだりしているのだが、多くのキュービストたちが「誰でも一分は切れる」というのにはまいった。いやそれ、ほんとですか? という感じだ。

 Wikipediaによると、ツクダ式でも極めれば一分以内は可能と書いてある。
 というわけで、超久しぶりにツクダ式を試してみたのだが、「えーっ、これ、高校生の頃の自分、全部覚えたの!?」というのが正直な感想。LBL法の基礎のほうがよっぽど簡単に思える。余裕があったらツクダ式を再習得したいところだが、LBL法と混ざってしまうのが怖くて、今はその一回でやめてしまった。

 さて、そのLBL法だが、入門書を買って、F2Lの解法を習得しようとしているのだが――

「図の見方すらわからない!」

 のである。なんとまぁ……。笑わば笑え、である。自分でも情けなくて笑うしかない。
 こういうのはきっと、スルッとわかる瞬間があったり、わかる人にヒントをもらうだけでハッとして解読できるようになると思うのだが、今はまだ、謎の図解なのである……orz。



 今のキューブが「基本パターン」、「応用パターン」のどちらに合致しているのかすらわからない。情けなや……。
 先にOLLやPLLのほうを習得したほうが早そうだなぁ、などとも思っていたりする。こちらのほうの図はまだわかるから。

 それと、以前の記事にも書いたが、いわゆる「競技用」のキューブも買ってしまった。これはすごい。確かに引っかかりがない。ヌルサクで心地よく回る。



 左がVFUnixの磁石入りのもの。カクッ、カクッと気持ちよくカタにハマる。右はNewislandの全面塗装。今の一番のお気に入り。ただ、一回、勢いよく回しすぎて、コーナーキューブがひねり回転して入ってしまったことがあり(これを「ピボット」と呼ぶらしい)、それ以来、ちょっと怖くて思い切り回せなかったり。

 わかったこと――スピードキュービストの間では常識なのかもしれないが、キューブって消耗品なのだなぁ……。

 それと「ひとつあれば、一生遊べるパズル」ってのはウソですから。こいつら、増殖していきますから!



 ヘタの横好き、きわまれりといった感じである。
 今は、10回やって、4回くらいなら二分台を出せそうな実力だ。
 一生つきあえる趣味になるかどうかはわからないが、いまのところは、高校生時代の懐古趣味も後押しして、楽しんで回している。

 そしていつかは、畏友H君と再会した日に、子どもの頃を思い出しつつ、競争したいものだと思ったり、も。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記