2018年09月01日

【日記】流されてNewisland

 今日もキューブの話である。
 Newisland社製のステレス(ステッカーレス)キューブがお気に入り、という話は以前の記事にも書いた。他にも超高性能なGANとかVALKとかMoYuとかを持っており、こちらの方がもちろんタイムも縮まるのだが、なぜだか、Newislandのステレスキューブが、スポッと自分の「Favorite」に入ってしまったのだ。


(これね)

 ひとつは、緑色が珍しく「深緑」で見やすい、というのものある。もうひとつは回転がサクサクというよりヌルヌルで、これが絶妙なのだ。他社のステルスキューブのネジをゆるめ再現させようとしたのだが、なかなか同じような味がでない。

 というわけで、予備にもう一個買っておくかなぁ、と、Amazonで注文したのである。
 このページのやつだ。「Newislandスピードキューブ 立体パズル 3×3×3立体キューブ

 ついでに他にもほしいものを買ったりして、届いてからそちらをいじって、さて、と、Newislandのキューブを確認したら……あれっ!? 中身が以前のものとぜんっぜん違う!

「緑色」は「深緑」ではなく「黄緑」だし、なにより、各パーツのRが取られていない。回した感触はシャリシャリで、キューブの性能としては悪くないのだが、わたしのほしかった、Newislandのそれとはまったく違っていた(もちろん、サイトの説明写真とも異なっている)のである。


(左が以前送られてきたもの。右が今回来たもの)

 しかし、箱だけはNewislandのものなのである。わたしには、これは……。と思い当たるところがあった。

 というのも、わたしは最近、手当たり次第にキューブを買いまくっていたので、この新しくきたNewislandのキューブが、VFUnixの3x3x3とそっくりだ、とすぐ気がついたのである。


(これにそっくり)

 VFUnix社と、Newisland社は、どうやらなにか提携関係にあるか、同じOEM元からキューブを仕入れているらしい。
 というのは、次の写真を見ればわかる



 これはVFUnix社の2x2x2キューブと、その箱である(ちなみに、この製品はお勧め)。
 箱の造作といい、青い布袋が入っているところといい、Newislandのものとそっくりだ。

 これは、NewislandとVFUnixの間で、なにか手違いがあって、Newislandの製品にVFUnixの3x3x3がまぎれこんだのだろうか……。

 まずはNewislandのウェブサイトにアクセス。英語と日本語のページがあり、日本語ページのメールフォームからクレームを送ってみた。しかし、数日待ってもまったく返答なし。



 そこで、英語ページから英語でクレームを送ってみた。こちらは「24時間以内に返事を出す」と書かれていたが、とんでもない。一週間待っても返答なし。
 わたしはしつこいので、メールフォームシステムが死んでいるのかもしれないと、Newislandのメールアドレスにメーラで、直接、日本語と英語のメールを送ってみた。それでも梨の礫。まったく反応がない。
 そうこうしているうちに、驚いたことに、Newislandのウェブサイトが、事実上、閉鎖されてしまった(「There has been an error processing your request」と表示されたまま)。



 このまま泣き寝入りするのも癪なので、Amazonのシステムで「送られてきた製品が違う」ということで「交換」をお願いしようと思ったら、この製品は「返品で返金」はできても「交換」はできないとのこと。

 ううーむ。だったら、返金してもらい、もう一度買ってみるまでよ(わたしはしつこい)、と、Amazonに返品の上、返金してもらい、同じページから、再びNewislandのステレスキューブを購入してみた。

 待つこと二日……。さてみなさん、この賭け、勝ったと思います? 負けたと思います?


(右が再々度届いたキューブ……)

 ガーン、だな。届いたNewislandのステレスキューブは、前回のと同じ、「深緑」ではなく「黄緑」で、パーツのRが取られていないものだったのである。

 これはもう間違いではない。Newislandのサイトが閉じたことも考慮にいれて、なんらかのことが裏で起こっている。サイトに載っている「深緑」で回転のよい製品はもう在庫がなく、どこからか流用して回しているような状態なのだ。

 本当に失敗してしまった。あのまま、返金された時点で、再び一個買うという選択をしなければよかった、と思っても後の祭りである。

 と、がっくりしていたら……。
 来たのである。Newislandの親会社(?)であるOMAKERからメールの返事が。いまさら!?

 内容を端的に書くと、「在庫がなくなったので、今は別のキューブを販売している。サイトの写真が違うのは申し訳ない。返金に応じる。手元のキューブは返送不要」
 おぉお、太っ腹! 実際には、このメールが来る前に、上記のようにAmazonから正規に返金してもらって買い直していたので、メールのやりとりを何度かした結果の内容だが、手元に「違うキューブ」を残したまま、返金してくださるという方針で、この案件は幕を閉じたのであった。

 というわけで、今「Newislandスピードキューブ 立体パズル 3×3×3立体キューブ」から購入できるNewislandのキューブは、サイトの写真どおりのものではないので要注意である。
 わたしと似たようなことを評価で書いていらっしゃる方も二名ほどお見かけできるので、わたしだけに起こったことではないはず。
 ステレスでないキューブも、写真のものと違うという情報がある(センターキューブのステッカーが丸ではないという)。

 過去のログをネットで遡って調べてみると、Newislandはサンプル品を配りまくって、けっこう強引に評価を上げるようなことをやったり、解法の解説書をどこかのサイトから丸パクリしていたりと、キューブ界では「そういうことをする色物的メーカー」という認識であったようだ。
 確かにキューブの世代としては、もう数世代前のものになるのだろう(マグネットアシストもないし)。一流のスピードキュービストたちからは「箸にも棒にもかからない」扱いをされるキューブである。

 それでも、同社の「深緑」のステレスキューブが気に入っていたので、もう買えないというのは残念なのである。だって気に入ってたんだもん。ぐすし。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記