2018年09月05日

【日記】わたしの体の上を通り過ぎたら大変なことになるキューブ

 ルービック・キュービストの端くれを名乗るのも恥ずかしい数字しか出せない自分だが、やはり形から入るのはアリかと思い、このたび、セカンドカーを日産「キューブ」に変えてしまった!


(CUBEにキューブ!)

 もともと、数年前にセカンドカーを選ぶとき、「キューブ」は第一候補だったのだが、家人が、「トランクが横開きなのは雨よけにならないからイヤだ」とのたまうので、そのときは「ノート」にしたのである。

 今回は、たまたま「走行距離4,000キロ」という新古車に巡り会うことができたため、お試し感覚で乗り換えた、とこういうわけ。


(小さくて可愛いクルマです)

 ……ああだめだ。一部のインスタグラマーのように自分をリア充に見せるウソはつけないな。

 ぶっちゃけ、やっちゃったのよ。メインカーのサイドを、電柱でちょっと擦っちゃったのだorz
 言い訳はたくさんあるのだが、夜、今まで何万回も横を通ってきただろう家の近くの電柱の横を曲がるとき、フラフラと走ってきた子ども三人乗りの自転車が一方通行出口を逆走して前を通り、そちらに気を取られて、左後ろの死角を擦っちゃったのだ。

 あーあーあー。ショック。

 わたしは免許を取って33年になるが、100パーセント自責でクルマを何かにぶつけた、擦ったということはなかった(はず)。それだけにショックが大きい。その晩は落ち込んで、布団にくるまって眠ってしまったが、見る夢が擦った瞬間の夢ばかりである。あーあ。
 保険の等級が良く、計算すると、車両保険で支払う方がかなり安くなることがわかったので、修理は保険でやることにした。
 そんなこんなで、ディーラーが貸し出してくれたクルマが、以前、乗りたかったキューブだったと、ま、こういうわけ。

 ちょっと前に「わたしの体の上を通り過ぎていったキューブたち」という記事を書いたが、このキューブに体の上を通り過ぎられたら、ちょっと、いや、かなり痛いでしょう(痛いで済めばいいですが)。

 で、このキューブ、乗ってみてわかったのだが、オートマだがコラムシフトなのである。運転歴が長ければ、いろいろなクルマにも乗ってきているが、実はコラムシフトのクルマは初めてだ。


(オートマだけどコラムシフト)

 最初はおっかなびっくり操作していたが、慣れてくると、けっこうこれが楽しい。コラムシフトは人気がなくて、採用するクルマもどんどん減っているそうだが、床を平らにでき、運転席と助手席をつなげて手荷物を置くこともできるし、自分的には好感触である。


(後部座席のレッグスペースも平らで広いのはいいね)

 反面、やはり大量の荷物は乗らない。これはメインカーがステーションワゴンだから、そう感じるのも当然だろうと思う。
 編プロの仕事で、二十五箱のダンボール箱を一気に運ぶこともあるから、やはりこのキューブをメインカーにすることは考えられない。

 わたしは日産のステーションワゴン、具体的に言ってしまえば「ウイングロード」シリーズを長く乗ってきたのだが、同シリーズは今年(2018年)3月で生産中止になってしまったそうである。
 一時は誰しもがステーションワゴンに乗っていた時代を知っていると、この凋落ぶりは非常に残念だ。
 時代はミニバンなのだろうが、これは細君が「ハンドルが水平っぽいのは嫌い」「車高が高いのは嫌い」「車高が高いと機械式駐車場に入れられないからイヤ」という理由で却下されている。

 もし、いま乗っているウイングロードがダメになったら、商用車のADバンにしようか、と話しあったりもしている。

 それはともかく――
 日産「キューブ」はけっこう運転していて楽しいクルマ、という感触。コラムシフトも楽しいし、車両感覚もすんなり身について違和感がない。ほんと、ちょっとセカンドカーにしたくなってしまった。
 欲を言えば、乗っていてどこか「軽っぽい」感じがあるのが残念なところか。

 日産には、以前、ビーワンという、これまた可愛いクルマがあった。
 これはもともと、デザイナーがA案(採用されてほしい実用的なデザインのクルマ)、B案(採用されてほしくないのでトンデモなデザインのクルマ)、C案(A案、B案とも違う理想のデザイン――デザイナーのプライドを満たせるクルマ)の三案を重役会議に提出し、自然にA案を選択させる風習があったのだが、一時期(今も?)日産はトチくるっていて、B案を採用することが多かったのだ。それで「B案」から車名が「ビーワン」になったのだとか。
 あのエスカルゴなどもB案だったと聞いている。ああエスカルゴ、十年前はまだたまにみかけたのだが、最近は本当に見なくなったなぁ。あれは可愛いクルマだった。

「キューブ」が何案なのかはわからないが、コラムシフトがイヤでないなら、けっこうお勧めかもしれませんよ、という締めで筆を置く。

 ちなみにルービック・キューブの方の数字は――あぁ、電柱に擦ったのがショックで、モチベも数字もだだ下がり真っ最中である。お祈りください。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記