2018年09月26日

【日記】塗装を剥ぐモノたち

「サーモス(の塗装)は剥がーす!!」


(矢上裕「エルフを狩るモノたち2」10巻より引用)

 スタバでベンティを頼むとき愛用していた、サーモスの750mlマグボトルの塗装が剥がれてきてしまった。
 多少の剥がれならガマンできるのだが、まるで、日焼けした背中の皮のようにボロボロと、手で持ったり、洗ったりするたびにむけていく。
 しかも中途半端にむけるものだから、なんとも、みっともない。
 主に剥げている部分だけでなく、傷ついて部分的にむけているところなどもあり、まんべんにツルツルしていないのも手触りが悪くて嫌だ。
 このむけてないイチモツをスタバのPTRさんへ向けてポロンと出すたびに、ちょっと恥ずかしい気分になっていたのであった(わたしにしては珍しく下ネタw)。

 ところで、日本のスタバで、一番、量が多いのは「ベンティ」である(ショート<トール<グランデ<ベンティの順)。
 で、ベンティの量は590mlとなっている。
 サーモスのマグボトルラインナップには600mlという、ベンティにピッタリなものもあるのだが、なぜそちらではなく750mlを使っているかというと、ベンティ分を入れた残りの隙間(これをroom for milkという)に、シロップとミルクをたっぷり入れられるから。
 正直、この750mlが剥げはじめたとき、600mlに買い換えることも考えたが、やっぱりこのroom for milkの分がほしいなあ、と思ってしまったのである。大きさは600mlと750ml、そう変わらないしね。
 というわけで、安易に買い換えはせず、中途半端に塗装がむけてきたこのマグボトルの塗装を剥ぐことに決めた。



 これがむけてきてしまったマグボトル。先端部がボロボロである。
 以前も350ml(トール相当)のマグボトルの塗装を剥いだ記事を書いたことがあるが(「【日記】マグボトル」)、そのときの塗装色も「ディープパープル」色であった。ひょっとして、このロットの「ディープパープル」色は剥げやすいのであろうか……。

 懸念材料は――



 以前使ったこの剥離剤が、買ってから数年経っている、ということである。前回使ったときからずっと、季節の寒暖がダイレクトに影響する物置に入れっぱなしなのであった。
 同時期にこれ専用に買った刷毛も置いてあったが、それは当時、きれいに洗っていたらしく、フサフサで使えそうである。

 さて、迷っていても仕方ない。剥離剤のパワーが落ちていたら、またホームセンターで買ってくればいいや、と決めて、この前も使った剥離剤を刷毛でボトルに塗り塗りする。と――



 おおっ、前回と同じく、塗装がシワシワになっていく。どうやら、剥離剤のパワーは落ちていないようだ。
 とりあえずは、上半分の塗装を剥ぐ。水洗いすると、きれいさっぱり、ごらんの通り。



 次は下半分。ここはシールなどもあり。なかなか剥がれないという記憶があった。前回の記録でも、細かいところは耐水ペーパーで擦って落とした、と記してある。
 が、今回はシール部分もしつこく丹念に剥離剤を塗り塗りすることで、これもきれいに水洗いで落ちた。



 前回もそうだったが、サーモスのロゴ周りはなかなか塗装が落ちないのである。THERMOSロゴだけ残すのもカッコいいかと思ったが、後々剥げてくるのは目に見えている。このロゴ部分だけはかなり剥離剤にも耐えるので、耐水ペーパーでコシコシと落とした。



 完成。どうです? この美しいムクのサーモスマグボトル。



 以前、350mlのマグボトルの塗装を剥いだときは「微妙に保温・保冷性能が落ちるかも」と書いたが、今回は剥ぐ前と後に、実際に実験してみた数字を残しておいた。その結果を見るに、塗装のあるなしによる差は「誤差範囲」だと思われる。
 細君は「寒いときには感触が冷たそうだね」というが、まあこのボトルは主にアイスコーヒー用だからいのだ。



 さっそく、スタバでCODのアイスコーヒーをベンティで入れてもらった。ふふふ、この光沢は市販品そのままでは出ないのである。
 なにより不思議と、自分で塗装を剥ぐと、それまでより愛着がわくんだよね、サーモスのマグボトル。直前まで、買い換えようとさえ思っていたのに。
 このマグボトルも、壊れて保温・保冷性能が落ちるまで、末永く使うつもりである。

 サーモスのマグボトルで、塗装剥げに悩んでいるみなさん、不器用なわたしでもこんなにきれいに塗装を剥ぐことができるのだから、買い換える前に、塗装剥ぎにチャレンジ、いかがでしょう?
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記