2018年11月07日

【日記】任意保険共通ステッカーをつくれないだろうか

 わたしが教習所に通っている時代は「強制保険(自賠責保険)」の他に「任意保険」に入るのは当然のこと、言うまでもなく、無車検での運行は論外、と習ったものだが、ものの統計によると、現代では任意保険未加入のクルマが26パーセント、無車検車でさえ0.31パーセントのクルマが公道を堂々と走っているそうだ。
 なんと、四分の一のクルマが任意保険なしで走っているというのは、恐ろしい現実である。

 そんなクルマにぶつけられでもしたら、もしケガや後遺症の残る障害の被害でも受けたりしたら、と身震いする思いだ。おそらくそういう「任意保険未加入」の相手は「ない袖は振れない」と言って、素知らぬ顔で、これからの人生、それまでと同じように過ごしていくに違いない。
 世の中、持たざる者ほど最後には強い、とはよく言ったものである。

 こういう時代だから、なるべく、危ない運転をしそうな怪しいクルマからは車間を取った方が良い。偏見もこめられているが――

・希望取得ナンバーがアレなクルマ
・リアガラスにカーテン
・サイドの窓に遮光フィルム(違法行為)
・ヘンなステッカー
・見るからに車体改造してあるクルマ
・ズンドコズンドコ音を鳴らして振動しているクルマ
・怪しい雰囲気を発しているクルマ

 などなど、優良ドライバーの方なら、それぞれ「こいつには近寄らないほうがいいな」という感覚みたいなものが身についているのではないだろうか。

 今回の提案は、それを明確化し、いわゆる「ドラゴンボールにおけるスカウター」のように数値化して、回りのクルマに教えることはできないか、というものである。

 ご存知の通り、任意保険には「等級」というものがあり、6等級からスタートして、最高が20等級である。数字が大きいほど、無事故期間が長い優良ドライバーということになるのだ。
 これは各社、微妙な差異はあるものの、ほとんどが同じで、保険会社を変わっても引き継いでいけるという、そのドライバーの「安全レベルを量化した数字」と言ってもいい。

 そこで、各社、毎年更新の度に、同じデザインのものをベースに等級の数字を入れたものを配布できないか? 貼れば何パーセントか料金を割引、などというのもいいだろう。
 こうすれば、等級の低いクルマは「安全運転意識が低いクルマだな。近寄らんとこ」とすぐにわかるし、逆に等級の高いクルマなら、駐車場などでも安心して隣に止められる。

 もちろん抜け穴はたくさんあるが、少なくとも、貼っていないクルマは「こいつは安全運転意識が低いか、あるいは、任意保険にすらはいっていないクルマだ」と警戒することができる。

 まあ、等級入りまでは無理にしても「任意保険にはいってますよ」ステッカーくらいは、毎年、各社共通で配ることはできないだろうか。優良ドライバーなら喜んで貼るだろうし、さらに安全運転意識を高める目標にもなる。

 本来、こういうのは法制化するのが正しいのである。免許の点数によって、なにかステッカーを貼らなければいけない、というような制度が法制化されたら、無茶な運転をする者は減るように思う。

 今も昔も、日本人の行動を縛っているのは「恥」の意識である。回りのクルマから、「恥ずかしい奴だなぁ」と思われることを避けるために、日本人ドライバーは、よりいっそう、安全運転に励むのではないだろうか。

 いや、しかしなぁ。世の中、明らかに「恥ずかしい」クルマが堂々と走っている時代だからなぁ(わたしは「痛車」を恥ずかしいとは全然思わない。恥ずかしいクルマとは、「鬼キャン」とか、そういう違法改造されているクルマ)。

 ヤクザがアウトローであることにプライドを持つように、そういうクルマのドライバーは、安全運転「しない」ドライバーであることに、妙なプライドを持っているのかもしれないね。

 まあ、どちらにしろ「危ないクルマには近寄らない」という目的が達せられればいいのである。
 いかがだろうか、このアイデア。道を走っていて――

「等級1か。ゴミめ――」

 と、やってみたいと思うでしょ(笑)。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記