2019年11月16日

【日記】GAN356iレビュー

 というわけで、ルービックキューブならぬ六面立体パズル、GAN356iのレビューである。
 Youtubeなどではかなり突っ込んだレビューがあるし、Triboxさんにも懇切丁寧な解説動画があるので、そちらの方がよりわかりやすいとは思うが、文字情報(ブログなど)でのレビューはほとんどないようだし、さらには、わたしのような超々初心者の書いたものはまったく見かけないので、筆を執った次第。



 GAN356iは、中国のGAN社が発売している、スマホと連動して使えるスマートキューブである。
 スマートキューブに関しては、「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その1」「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その2」「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その3」「【日記】Xiaomi GiiKER Smart Cubeレビュー・その4」の記事でも触れたが、こちらはGiiKERとは違い、三軸センサーを登載しており、手元のキューブの向きを変えると、画面上でも向きが変わる。これがなかなか未来的で面白い。

 スマホにはGAN社が出している「Cube Station」というアプリをインストール。最新のバージョンの初期画面はこんな感じ。



 ちなみにこのアプリ、2バージョン前にはそんなことはなかったのだが、前々バージョンから、こんなダイアログが出るようになってしまった。



 まあダイアログを消せば、通常通り使えるので、問題はないのだが、ちょっと作りこみの甘さを感じる(※注:V1.3.1では直ったようだ)。

 また、FAQ的になりつつあるのが「まずキューブとスマホが接続できない!」ということ。スマホとはBluetoothで接続するのだが、これがなかなかコネクトできないときがある。
 キューブ本体の電源は、五回振ると入る、となっているが、これがなかなかわかりにくい。GiiKERのように、ピー音とかを出してほしかった。GAN356iは無音である。
 わたしも最初、ちょっと充電してから接続しようとし、なかなか接続できず、初期不良かとあせってしまった。しかし、充分充電してから試してみると、簡単に接続できてホッとした。
 なかなかコネクトできない、という方は、まず、本体を充分充電してから試行してみてほしい(後述するが、本機のバッテリには問題がありそうだ)。もちろん、スマホ本体のBluetoothはオンで。あと、位置情報もオンにしなければいけないようだ。

 さて、メイン画面に話を戻して、以前は「Personal Training」と「Online Battle」だけだったが、さらに「AI Teaching」と「AI Solve」が加わった。が、これは本当に基本的なキューブの揃え方のティーチングと、AIがキューブをソルブするというだけのモードで、それほど面白いものではなかった。

「Personal Training」の画面。



 主に「Algorithm Scramble」を使う。これは回転記号通りにキューブをスクランブルし、ソルブまでの時間を記録するというモード。まあGiiKERでもメインの機能ではあるが、キューブを手元で回転させると、画面上でもクルクル回るのが面白い。

 さてさて、Youtubeレビューでも、Tribox動画でもおっしゃっているとおり、GAN356iの華は、世界中の誰かとソルブ時間を競える「Online Battle」である。
 しかしこの「Online Battle」、「1vs1 Battle」モードに入るには、「Personal Training」の「Standard Timing」モードで、ソルブ一分を切らなければならない。
 わたしのように、たまに単発で一分切って喜んでいるような超々初心者は、最初から門前払いである。

 もっとも、救済措置としてか、「Beginners mode」というバトルモードもあって、こちらは「Standard Timing」で90秒以下(だったかな?)をマークすれば使えるようになる。
 とはいえ、これも時間内に、表示された回転記号通りスクランブルしなければいけないハードルがあり、回転記号に慣れていない人にはまずそれが第一関門となる。ふー。
 こっちならなんとかわたしも使えるので(情けなや)、さっそく、世界の誰かとBattleしてみたのだが――


(勝っているのに……)

 こちらが勝っているのに、勝手にDNFにされて負けということが続いてしまう。



 これはどうやら、サーバが中国にあり、うまくタイム情報が伝わっていないことが原因らしい。
 何度か闘っているうちに、やっと勝てた。


(タイム、笑わないでね……泣)

 嬉しいというより、やっと正常に動いたかー、と、ホッとしてしまった。

 とにかくこのキューブは、ソルブがsub60以下の人は「問題外」というような感じである。あぁ、精進しなければ――。

 あと、本体の不満としては、バッテリ消費が速い。速いだけでなく、電源を切って置いておいても、自然に減っていってしまい、三日もすると、もうカラケツになりコネクトできない、という羽目に陥る。

 GiiKERの方はバッテリ持ちがとてもいいだけに、これは残念だ。リチウム電池は、バッテリを充電し続けても、また、放置してカラケツにしても傷みが発生するので(リチウム電池は容量半分くらい残しておくのが一番長持ちする)、スマートキューブ自体の寿命としては短いのではないかと、それが心配である。
 GiiKERは重いが、GAN356iはそれに比して軽い。おそらくバッテリも小容量のものを使っているのだろう。ここはGiiKER並に重くしてもいいから、バッテリ容量を優先してほしかったところだ。


(前日にフル充電して、一回ソルブして電源断。翌朝にはもう半分になっている)。

 再度書くのも悔しいが、このスマートキューブ、sub60を切らない人が使っても、あまり楽しくはない感じ。キューブ界というのは、sub60を切ってやっと初心者なのだなぁ、と、ため息をつきながら、今はPersonal Trainingで一所懸命がんばっているところである。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記