2019年11月20日

【日記】祝! パパ様ミサ当選!!

 というわけで、カトリック界隈だけで盛り上がっている、11月23日〜26日のフランシスコ教皇様訪日のお話。
 今は「なにそれ?」でも、当日になればマスコミがニュースにするだろうから、皆様の目にも触れるようになるだろう。

 東京では25日の月曜日に、東京ドームでミサが行われる。それについての悲喜こもごもを、後々のために記しておきたい。

 カトリックというのは実にトップダウンな組織で、今回のパパ様(と、教皇様のことを信徒は親愛をこめてお呼びする)訪日のスケジュールや、長崎と東京で行われるミサの信徒応募要領などは、いきなりカトリック中央協議会からFAXで各教会に送られてきたのだった。
 その文面からして、ちょっともう笑ってしまうのである。

 まず深呼吸して、落ち着いてから読んでください(意)。

(原文のFAXを探したが見つからない。この用紙に、後で解説する「教会コード」が記されていた)

 いや、おまえも落ち着け! という感じであるw
 まあ無理もない。なにしろ、前回のパパ様訪日は、ヨハネ・パウロ二世がいらした38年前。当時とは時代も情報の速さも違う。
 それにしても、初動が遅いと思うのはわたしだけであろうか。パパ様訪日の決定が遅かった(「【日記】パパ様来日はまだ未定なんだって」参照)ので仕方ない一面もあるが、全体的に、実に慌ただしい。

 今回、東京ドームミサ参加の申し込みは、9月20日解禁のインターネットのみ。正確にはバスツアー枠とか青年枠とかがあるので、そういった別のルートから「当確」できる信徒はいるのだが、大多数の信徒はネットから応募ということになる。

 とはいえ、日本のカトリックも今や少子高齢化しており、ネットというだけで尻込みしてしまうご高齢の信徒も多かったはず。ネットだけで申し込み、というのは、ちょっと優しくないかな、と、思う。
 うちの主任司祭は「これを機会に、お孫さんと交流をね」などと言っていたが、ネット申し込みというだけであきらめてしまった信徒がいたとすれば可哀想だ。なにか別のアナログな救済措置があっても良かったような気がする。

 そして「教会コード」である。ミサ応募には、各教会に振られた個別の「教会コード」を入力する必要があった。



「教会コード」を入れないで応募もできるのだが、書いた者の方が優先して当選されるという。
 この「教会コード」の扱いは「教会外秘」で、SNSや掲示板に書くことは禁止であった。わたしのサーチ範囲では、そういうことをした不届き者はいなかったようである。
 が、「教会コード」をどの範囲で信徒に教えるかは、各教会の主任司祭に一任されており、教会の掲示板にババーンと貼っていた鷹揚な司祭から、毎月献金を納め、奉仕をしている信徒でないと教えない、という厳しい司祭もいたようである。
 うちの主任司祭はミサ後の各種事項のお知らせのときに口頭で言い、電話での問い合わせでも伝える、という、ごく普通の対応だった。

 なんにしても、この「教会コード」の存在はツイッターでも話題になり「教会にずいぶん行っていないからわからない、司祭に電話で聞くのも怖い」というイベント信者(「【日記】信徒八景」参照)には、ずいぶん不評だったようだ。

 しかし、この点については、わたしは辛口にいきたい。カトリック信者というのは、聖なる、普遍の、使徒的、唯一の教会とつながっていて、はじめて信者と言えるのである。毎週ミサにあずかっていないイベント信者は、ミサの重要性をわかっていないだけでなく、カトリック信者の守るべき約束(毎週ミサに与ること)を破っているわけだから、パパ様ミサに与る必要が根本的にないはず。主イエスもたとえ話で言っている。

「二人の人が祈るために神殿に上った。一人はファリサイ派の人で、もう一人は徴税人だった。
 ファリサイ派の人は立って、心の中でこのように祈った。『神様、わたしはほかの人たちのように、奪い取る者、不正な者、姦通を犯す者でなく、また、この徴税人のような者でもないことを感謝します。
 わたしは週に二度断食し、全収入の十分の一を献げています。』
 ところが、徴税人は遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言った。『神様、罪人のわたしを憐れんでください。』
 言っておくが、義とされて家に帰ったのは、この人であって、あのファリサイ派の人ではない。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」
(ルカによる福音書 18:9-13)


 というわけで、毎週ミサにこないイベント信者は、東京ドームの外で胸を打って回心してください。神様は義としてくださるでしょう。わたしたち罪人はパパ様ミサに与ってきますので。

 などと、「教会コード」を書けば当確、と思っていたら、風の噂ではそれでも抽選になりそうだという話。うーむ。

 彼が活動し始めたときから今に至るまで、天の国は力ずくで襲われており、激しく襲う者がそれを奪い取ろうとしている。
(マタイによる福音書 11:12)


 状態ですな。
 いやしかし笑っていられない。普段、教会にこない「イベント信者」のなんと多いことよ。この不届き者めらがぁ!
 わたしたち夫婦も、もちろんネット応募解禁日に教会コードつきで申し込んだが、一抹の不安は消えることがない。

 なお、申し込みは一人から六人単位で申し込みができ、申し込んだ人数に応じて、並んだ席を取ってくれるという。わたしたち夫婦は二人で申し込んだので、数学的に考えて当選率は高いはず。それでもやはり不安なのであった。

 11月11日あたりから「当選ハガキ」の発送、15日までにこなかったらあきらめ論。ということだったので、実際に届くのは12日以降かな、と思っていたら、11日の月曜日――



 きたぁーっ! 来ましたよ。プラチナチケット。やったぁー!!
 なにしろふだんから「カットリク」なんてネタをやっているのに、パパ様ミサに落選ではシオシオになるところだった。

 ハガキは両面からはがすタイプで、注意事項が山のように書いてある。入場には顔つき身元証明書一点か、それがない場合は二点の身元証明書が必要とのこと。これは二人とも免許証でOKなので心配なしだ。

 残念だったのは、ミサ中の撮影、録音が禁止だったこと。著作権にひっかからないパパ様の写真を撮っておきたかったのだ(実はわたし、今年の復活祭から、所属教会の広報部に復帰している)。

 なんにしても、嬉しい。嬉しい。
 パパ様ミサとその前後の東京ドームの様子は、またレポートするので、そのときはご高覧くださいませ。

 追記:そういえば、ちょっと前に、オフィシャルサイトで購入していたパパ様訪日記念グッズが届いた。買ったのはマグカップと、トートバッグ、それにキーホルダーである。
 ま、こういうのは記念品だからいいのだが、もうちょっと商品展開に華があっても良かったなー、という気がする。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記