2022年12月14日

【甘味】結城夫妻、豪遊っ……!

 ダイエット中だというのに、不二家ケーキバイキングで豪遊っ……!


(福本伸行「賭博破戒録カイジ」1巻より引用)

 というのも、数日前――

 細君「不二家のペコちゃんマグカップのプリンが食べたい!」
 わたし「ケミカルプリンではなく?」
 細君「そう、ちゃんと焼いたプリンが食べたいの。いっぱい食べたい!」

 二人とも、ダイエットをがんばっているので、空腹でイラだっているのである(笑)。

 というわけで、待降節ということで(特に意味のない理由づけ)、不二家のケーキバイキングへと臨んだのであった。
 知っている者は知っているが、不二家レストランには「ケーキ食べ放題」というメニューがあって、これをとると、レジ横のショウ・ウィンドウに並んだケーキを、60分間食べ放題なのである。

 おっと、その前に、ペコちゃんマグカップのプリンがあるかどうか、電話で訊いておこう。

 わたし「もしもし、ペコちゃんマグカップのプリンは、今日、ショウ:ウインドウにありますか?」
 お店「申しわけありません。その商品は廃版となっております」

 ガーン、だな。しかしもう気分がスイーツになっているので、向かうしかない。
 過去の記録を見ると、もう三年以上、不二家レストランでケーキ食べ放題をやっていないのである。
 過去の日記でも、「【日記】不二家のスイーツバイキング」「【日記】チャレンジ不二家スイーツバイキング・2017秋の陣」「【日記】チャレンジ不二家スイーツバイキング・2018冬の陣」などで、この食べ放題にチャレンジした記事がある。

 読み返してみると、けっこう短いペースで通っていたようなのだが、ここ三年、行かなかったのは、コロナ禍でめっきり出不精になっていたからだろう。

 というわけで、今日は昼食を抜いて、甘いもので胃を満たす気まんまんで、不二家レストラン着。
 三年の間に「スイーツバイキング」という名のメニューはなくなり、「ケーキ食べ放題」に変わってしまったようだ(違いはパフェがとれなくなってしまったこと)。これもまあ仕方ない。



 勝負のはじまりだ。例のごとく、味変のために「山盛りポテト」も一緒にオーダー。
「ケーキ食べ放題」はドリンクバーもついてくるので、甘くないアイスティを持ってくる。
 そして一弾目はこれ。



 細君がショウ・ウィンドウから容赦なく一番高いケーキをみつくろって持ってきた。
 この右上の、イチゴが三つ乗ったケーキは小さいのに700円以上もするのである。さすが不二家。
 だが、三年前と違うのは――

 わたし「なんか、全体的にちっこくない?」
 細君「ちっこいね」

 三年の間に、不況の波が、不二家のケーキを小さくしていたのである。

 まずこの4つ(二人で半分こ――オーダーが同じ「ケーキ食べ放題」なら、これをしていいことをウェイトレスさんに確認済)。を、さっさとたいらげる。このあたりはまーだまだ余裕だ。



 二弾目。これも高いものを細君がみつくろってくる。
 うーん、だんだん、口の中が甘くなってきて、ケーキごとの味の差がわからなくなってきた、ぞ……。

 先に音をあげたのは細君の方。ポテトで味変するが、もうお腹――というより満腹中枢が信号を発し始めている。
 わたしは、ケーキが小さくなったこともあり、まだ余裕がある。

 これから先は、ちょっと刻んでいこうか、ということで、ケーキ4つサーブはやめて、二つずつ持ってくることにする。
 三弾目――。



 うーん、甘いっ! もうケーキごとの味の差などわからない。ただ甘いだけだ。
 細君はもうかなりグロッキー。半分こはできず、わたしが多く引き受ける。



 五段目はこれ。クリスマスっぽいケーキである。思ったより甘味が少なく助かった。なんとか食べ終わる。ふぅ
 ここまでで、ひとり6個食べた計算である。細君の弁によると、「これで(食べ放題分の料金の)もとは取ったよ」とのこと。
 まだ時間が15分くらい余っているが、二人とも、もう、甘いものはいいよ、という気分である。
 味変のポテトにタバスコをつけたものが美味い。不二家のケーキ食べ放題ではいつものことだが、満腹ではないのに、脳が満腹中枢から信号を出しまくり、食べられないという、アンバランスな状態だ。

 細君「うーん、悔しいなぁ」
 わたし「もいっこがんばっちゃおうかな」
 細君「できるの?」
 わたし「直子さんは味見程度でいいよ」

 というわけで、第六弾。



 最初はシュークリームにしようと思ったのだが、シュークリームはかなり安いのだ。わたしの中の意地汚い部分が、少しでも高いケーキを、と要求するので、この選択。
 細君はスプーンひと口で「じゃあこれで」。残りはわたしががんばってたいらげる。

 不二家ケーキ食べ放題は、時間が過ぎても、ケーキが注文できなくなるだけで、追い出されるわけではない。
 ので、二人でまったりと、食後の時間を、温かい紅茶や緑茶を飲みながら過ごす。うむ。甘いものと一緒に温かい紅茶、緑茶を飲むのも味変によかったかもしれない。次回はこの作戦も取り入れてみよう。
 ポテトはすでに空だ。

 わたし「ポテトおかわりする?」
 細君「それより、サラダとかのほうがまだいいかな」
 わたし「(サラダメニューを見せて)これにする?」
 細君「うぷ。やっぱやめておく」

 細君はけっこうダメージが多そうである。わたしはというと、今までのチャレンジに比べて、わりと余裕が残っている感じ(とはいえ、あと一個は無理)。
 やはり、不二家のケーキが全体的に小さくなっていることが、この余裕を生んでいるのだな。

 細君「明日の体重計が怖い〜」
 わたし「明日には出ないでしょ。食べたもの以上に重くなることはないよ。質量保存則だよ」
 細君「そりゃそうかもしれないけど」

 しばらく休んでから、支払いを済ませ、帰宅。そういえばこの「ケーキ食べ放題」値上がりしていた。まあ、たまの贅沢だからいいけどね。

 さて翌朝、体重計に乗ってみると、おや? 意外や意外、昨日より体重が減っている。昨日、昼食を抜いたのがよかったようだ。
 もっとも、ケーキ食べ放題でとった暴力的なカロリー量がこれからどうお腹の脂肪に反映されるかはわからないが……。

 以前は、こうやってケーキ食べ放題で懲りた翌日にも、もう甘いものがほしかったものだが、今回はそういう気持ちにはならない。当分、甘いものはいいかな? という気分である。

 こういう無茶もできない歳になってきたんだねぇ。と、細君と話したり。

 そういえば、若い頃は二人で「すたみな太郎」で食べまくったりしたのだが、今は二人とも「すたみな太郎は(味的に)」ないよね、という合意ができていたりする。
 もう二人とも若くないのだから、同じお金を払うなら、量が少なくても美味いものを食べたほうがいいのかもしれないな、と思う思秋期である。
posted by 結城恭介 at 08:00| 甘味