2020年01月25日

【日記】GAN ROBOTレビュー・その4

 結局のところ、GAN ROBOTができるのは――

・高速ソルブ
・高速スクランブル

 だけである。考えてみれば、高速ソルブも高速スクランブルも、キューブ教習所を卒業してすでに路上を走っているようなベテランキューバーには不要なものなのかもしれない。
 要するに、このGAN ROBOTを重宝するのは、わたしのようなキューブ教習所でオタオタしているような超初心者だけ、なのかも(笑)。

 でもね、このGAN ROBOT、けっこうわたしの夢でもあったのだ。
 第一次ルービックキューブブームのとき、これを解くプログラムがつくれないかなぁと思っていた高校生のわたし。当時のわたしが、未来にはこんな機械が、手の届く価格のオモチャとして売られているなどと知ったら、さぞや仰天しただろう。



 GAN ROBOTは現状、スマートキューブGAN 356i(tribox価格9,800円)が必要なため、一式を合わせれば二万円弱の出費となる。スマホも入れればさらに値段はあがる。しかし、社会人の趣味にかかる費用として考えれば、案外、安い方だ。スピードキューブはけっこういい趣味だなぁ、と感じている。

 そのほか、思ったことや、Tipsなど。

・念のため、スマホとの接続にはある程度の知識が必要

 スマートキューブGAN 356iも、GAN ROBOTも、スマホとのBluetooth接続にはある程度の(常識的な)知識が必要である。
 あとは相性とかもあるようだ。わたしはGAN 356iもGAN ROBOTも、手持ちのAndoroid端末(国産・韓国産・中国産)すべてつなげられたが、特にGAN 356iは、triboxでも「国産スマホは購入をおすすめしない」と記されている。このあたりは、ある程度、賭けになってしまうかも。

・中国産はもうあだやおろそかにできない。

 スマートキューブGAN 356iも、GAN ROBOTも、その完成度は驚くべきものだ。また、Xiaomi GiiKER Smart Cubeも中国産である。日本はものづくり大国、中国産は品質が悪い、などという誇りは過去の栄光。いまや幻になりつつあるのではないか。
 日本のキューブの正式なライセンサーであるメガハウス(つまりルービックキューブ)は、毛が生えた冗談のようなキューブや、キャラキューブではなく、もっと本気でスピードキューブに参入してはどうか。
 少なくとも、スピードキューブのレベルにおいて、日本は二歩、三歩どころか、月と地球の距離くらい中国に先行を許してしまっているのが現実だ。

・USBケーブルは汎用品が使えるようにしてほしかった。

 上記の通りである。探せば同じL字のUSB-Cケーブルはみつかるだろうが、その他に「端子が狭い場所にあるので挿抜がしにくい」という欠点がある。端子に負担がかかれば、そこが原因の故障も考えられる。

・爪パーツの予備がほしかった。

 一番最初に壊れるとしたら、足部についている透明な爪パーツだと思われる。交換部品として入れておいてほしかったと思う。

・GAN ROBOT2がもうでているらしい。

 日本で気軽にtriboxで買える、黒い筐体のGAN ROBOTは、すでに過去の機種で、今は青い筐体デザインのGAN ROBOT2が発売されているらしい。ソルブ、スクランブル速度が二倍速いそうである。

・最近のGAN 356XSには、GAN ROBOT用のセンターキャップが同梱されているらしい。

 現在のGANのフラッグシップキューブは、GAN 356XSだが、最近の同モデルには、GAN ROBOT用の爪を噛めるセンターキャップがついているのだそうだ。
 残念ながら、わたしがtriboxで2019年11月初旬に購入したGAN 356XSには、そのセンターキャップがなかった。
 現状、そのセンターキャップがあったところで、アプリCube Stationの方が対応していないので意味はないのだが、将来的に、自在なスクランブルに対応したら、大会などのスクランブル要員の大幅な労力削減になるのではないか。
(GAN 356iはWCA規約によって競技には使えない――内部に機械を積んでいるため――が、キャップをつけただけのGAN 356XSは試合でも使用できる)
 それを見越しての、GAN356XSへのGAN ROBOT用センターキャップ付属なのだと期待したい。

・Cube Stationのさらなる進化を。

 上記のスクランブル機能の強化。たとえばテキストで回転記号を入力し、GAN ROBOTでスクランブルできる、というような機能をつけてほしい。
 そうすれば、苦手なスクランブルを何度も練習したり、世界記録のスクランブルに気軽にいくらでも挑戦できる。
 試技データのCSVエクスポート・インポート機能もほしい。
 CFOPメソッドのどの部分に時間がかかっているかを検討したり、新しい手法を導入してどのように手が変わるかをPCへ持っていって、データとして残せるのは役に立つと思う。
 あと、バージョンアップがあったとき、それをしないと強制的に終わる仕様はどうか。一度など、その状態でなかなかGoogle Playストアに新バージョンが登録されず、なにもできないことがあった(そういうときは、Cube Stationの指示通りapkを落として、野良apk可なモードにしてインスコすれば良いのだが、この一文でわからない方はあきらめてください)。

 こんなところだろうか。
 わたしのような「教習所第二段階」のキュービストには、GAN 356iもGAN 356XSも宝の持ち腐れだが、GAN ROBOTは良い買い物であった。
 ソルブ時間が10秒台〜20秒台の方は、むしろ「いらない機械」だろう。

 なんとなく、日本が高度成長期にあった頃、任天堂が出した「ピッチングマシーン」のオモチャを思い出した。そういったワクワク感がGAN ROBOTにはある。

 あとはなぁ、肝心のGAN 356iのバッテリーがあまり保たない問題は解決できていない。おそらく「煩悩ソルブ(大晦日に108回ソルブするというキューバーの習慣(?)」にはバッテリー切れで使えないだろう。
 これも後継機が出ることを望んで、このレビュー記事シリーズはおしまい。

 追記1:この記事が公開される前に、GAN 356iの廉価版、「GAN 356i play」が発売された。356iとの違いは内蔵ジャイロがないこと。これでお値段差3,000円程度。うーん、これでは、特にplayを買う必要性がなぁ。あぁしかし、バッテリは356iより持つらしい。

 追記2:電源用USBケーブルの件。L字端子のアダプタやL字端子ケーブルを購入して使ってみたところ、快調に動く(当たり前だが)。純正のUSBケーブルを使い続けるよりいいかも。

 追記3:GAN 356XSのGAN ROBOT用センターキャップの件。smartshipさんでGAN 356XSを購入したユーザーには送付してくれるとのこと。こういう消費者の側に立ったサービスは素晴らしい。しかも、その他の店で買ったユーザーのために後日販売もしてくれるという。販売されたら、わたしも購入する予定である。
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2020年01月22日

【日記】GAN ROBOTレビュー・その3

 さて、あさてさてさて。
 冷静な読者諸氏諸嬢のみなさんなら、ここまでの記事を読んで「?」と思われたかもしれない。

 なぜと言って、スピードキューブというのは、崩したキューブを再び六面完成する時間を競う競技である。確かにGAN ROBOTのソルブは速い。しかしそれって、マラソンコースを自動車で走るようなものじゃないの? という感じだ。
 そう、GAN ROBOTのソルブは単なるデモンストレーション、その真価は別にあるのである。

 それが「自動スクランブル」だ。
 スピードキューブ競技では、みなが、コンピュータが提示した「同じ崩し方」のキューブでソルブ時間を競う。今はそれを、競技者同士や裏方の人が手動で行っている。たとえばこんな感じだ。

D U R2 U' F2 U2 B2 R2 F2 U' B' D U' R D L2 D' F R U2


 これを手動でやるのだから、気を遣う。間違いがあって、それで新記録が出てしまったりしたら目も当てられない。

 わたしは以前の記事で、スクランブルは手崩し(つまりいい加減に混ぜて)で、インスペクションタイム(下見の時間)もなしでやっていると書いたが、去年の夏にスピードキューブを再開してからは反省し、それができる環境ならば、コンピュータが提示するスクランブルで崩し、インスペクショタイムももうけてからソルブするようにしている。

 手崩しのよくないところは、再現性がないところだ。たとえば、上のスクランブルは、青クロスでやると気持ちいいほどいい記録がでるが、これが手崩しだと再現できない。あとで検討することができないのである。棋譜なしで囲碁をするようなものだ。

 というわけで、この「スクランブル」を速く、正確に行うのは、大事なことなのである。

 実際、スマートキューブGAN356iのキモは、世界中の誰かと闘える1vs1 Battleモードなのだが、これも当然同じスクランブル状態で闘うので、まず決められた時間内に正確にスクランブルしなければならない。これができないと、闘う前からDNF、つまり試合放棄になってしまうのである。

 GAN ROBOT導入前は、これが本当にキツかった。Youtubeで活躍しているようなうまい人なら、回転記号通りにサッサとスクランブルしてインスペクションタイムに入れるのだが、わたしは青息吐息でなんとかスクランブル、するとインスペクションタイムはほとんどなく、初見でソルブに突入、なんてことが珍しくないのである。

 では本筋に戻って、GAN ROBOTのスクランブル機能を見てみよう。



 これは「Algorithm Scramble」モードでの練習。いつもなら回転記号が表示され、ひぃこら言いながらスクランブルしなければいけないが、GAN ROBOTが接続されていれば、「Scramble」ボタンが表示されているだけである。

「Scramble」ボタンを押すと、初期にはこのインストラクチャー画面がでる。



 これはもちろん、下部の「Don't remind again」にチェックを入れることで、次回からは出なくすることができる。
 ではスクランブルさせてみよう。



 気持ちいい〜(笑)。
 スクランブル中は、スマホの画面はこうなっている。



 ごらんいただければわかるとおり、スクランブルの進捗はプログレスバーのみで表示される。回転記号をリアルタイムに表示しないのは、U面を回転できないというGAN ROBOTの特性からしかたないのだろう。
 このスクランブルの回転記号自体は、ソルブ完了後にそのソルブの記録を見れば表示できるので、問題はない。

 なお、回転記号どおりのスクランブルは、前面が緑、上面が白で行うことになっているが、GAN ROBOTに挿すときは、どの面が上でもかまわない。

 さあこれで、わたしも1vs1 Battleができるようになった。
 が――、いくらスクランブルが(GAN ROBOTのおかげで)速くとも、ソルブ自体が遅いので、結局勝率はどんどん落ちていくのであった。ガクシorz

 しかし、1vs1 Battleではなく、Algorithm Scrambleモードでの練習も、スクランブルに時間を取られず、サクサクとソルブに集中できて実に良い。

 ま、それで成績が格段にアップ、なんてことは夢のまた夢なんだけどね。

 次回、このシリーズ最終回!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2020年01月18日

【日記】GAN ROBOTレビュー・その2

 さて、まずなにはともあれ、GAN ROBOTにキューブをはめ込まないと話にならない。
 それ自体は実に簡単である。ここの「GAN」マークのついているボタンを押すと――



 足の四本の爪パーツがちょっと開くので、そこにスマートキューブGAN 356iを入れるだけ。
 ちょっとコツを伝授するとしたら、底面のセンターパーツの凹部(GAN 356iには爪を受ける凹がある)が、確実に爪をつかんでいるように入れること。ここがカッチリはまっていないと、後に空回りすることもある。
 何度も使っていると、この底面の爪パーツの角度が微妙に変わってしまうことがある。そんなときは、指でゆっくり丁寧に、もとの角度になおしてやれば大丈夫だ。

 GAN 356iを置いたら、四本の足を時計回りに回してロックする。このとき、四本足の爪パーツが、きちんと各面のセンターパーツの凹部に噛み込んだか確認すればなおよい。


(適当にスクランブル(キューブを混ぜること)したキューブをセットしたところ)

 ちなみに、これは設計上のミスだと思うのだが「四本足のロックをかけなくても、Cube Station側から操作ができてしまう」。当然、爪パーツは激しく空回りし、キューブは正確に動かない。爪パーツの破損の原因にもなるので、「必ずロックをかけてからCube Stationを操作する」癖をつけよう。

 では、GAN ROBOTにソルブ(六面完成)させてみよう。これは動画でないとつまらないと思い、面倒ながらも録画して、Youtubeにうpしてみた。画面がブレているのはご容赦。



 回り始めるまでが長いのは、単にわたしが動画撮影に手間取っているから。実際には、Cube StationからQuick solveの指示を出すと、即始まる。
 最初に二回、キュッキュッと回るのは、キューブの位置関係を(GAN356iの情報から)得ているからのようだ。

 動画をごらんいただければおわかりのとおり、気持ちいいほど素早くソルブしてくれる。5、6秒でソルブ終了だ。スピードキューブのチャンピオンにはかなわなくとも、かなりの腕前を誇るキューバーとトントンの成績を出せるのではないだろうか。

 なお、たまにGAN 356iの爪の噛みが甘く空回りしすると、下記の「Wrong turn」エラーが出る。



 この場合、ちゃんと爪を噛み直させて「OK」すれば大丈夫だが、爪がちゃんと噛んでいてキューブも回っているのにこのエラーが出るときもある。「OK」すれば大丈夫だが、多少、納得できないところだ。

 さて、ここまで読んできて「あれっ?」と思われた方はいらっしゃらないだろうか。
 キューブは六面が自在に回るようになっているというのに、このGAN ROBOTは上部に回す機構がない。
 キューブの各面は――
 上面:U
 下面:D
 右面:R
 左面:L
 手前面:F
 奥面:B
 というように呼ばれているが(回転記号)、これのUを回す方法がないのである。
 だから、Uをあと一回回すだけで完成する状態でソルブさせると――



 こんなふうに、まわりくどいソルブで完成させる。どんな素人でも、これならGAN ROBOTに勝てるだろう(笑)。

 つまり、GAN ROBOTのソルブは、決して「最適解」ではない。このあたり、オモチャと実用面の折り合わせをつけて、実にバランスよくつくられているなぁと思う。

 次回につづく!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2020年01月15日

【日記】GAN ROBOTレビュー・その1

 前回の記事で予告していた、スピードキューブ教習所第二段階のわたしの助っ人、「GAN ROBOT」のレビューである。

「GAN ROBOT」は、中国のスピードキューブメーカー、GAN社が開発した、キューブを外部から操作してあれこれするマシンだ。
 基本的にスマホが必須。Bluetoothでスマホとつなぎ、GAN社が開発しているアプリ「Cube Station」上から操作する。また、現状では、スマートキューブ「GAN 356i」専用でもある。

 この「GAN ROBOT」わたしはtriboxさんの日本最初の販売で買うのを迷っているうちに売り切れてしまい、次の入荷で、即、購入した。これもまたすぐ在庫切れになり、昨日(2020年1月14日)再入荷している。これもまたすぐ売り切れるかもしれない。買うなら早い決断がいい。
 お値段はtribox価格で9,800円(税込み)。オモチャとしては、決して安くはない値段、かな。



 外装の箱と、付属バッグは、値段にふさわしく高級感がある。
 開けてみると、本体はこんな感じで収まっている。中国語の説明書がついているが、わけがわからないので読まない。



 さて、取り出して、組み立ててみよう。組み立てるといっても難しいことはない。四本の足を垂直に立て、台の真ん中の四角穴に、一本の足の下に隠されていた爪パーツを取り出して差し込む。



 電源はUSB-Cプラグで挿す。このケーブルがL字ケーブルで、そこらに転がっている汎用のケーブルが使えないのは残念だ。


(バンドルされているL字のUSB-Cケーブル。L字なのは理由がある――後述)

 プラグを挿すのはここ。



 挿した状況はこう。



 こういう状況だから、まっすぐなUSB-Cケーブルは筐体とぶつかってしまうので使えないと、こういうわけ。ここらは汎用品を使えるよう、ちょっと設計を練り込んで欲しかったところだ。

 電源は、AC100ボルトコンセントに差し込みUSBに変換するプラグが同梱されている。試してみたところ、モバイルバッテリーからのUSB出力でも安定して動かすことができた。AC環境のない場所でも動かせるのは頼もしい。

 電源をつないで、スマホのCube Stationを立ち上げると、ほぼすぐにBluetooth接続される。キュッ、キュッとモーターが回る音がするのですぐにわかる。
 このあたりは、たまに接続に苦労するスマートキューブ「GAN 356i」と違って良い。安心して使用できる。


(「GAN ROBOT」が接続されたよ、という画面)


(スマートキューブ「GAN 356i」と「GAN ROBOT」がCube Stationに同時に接続されている)

「GAN ROBOT」が接続されると、Cube Stationに、今までなかった「robot Quick solve」という隠しメニューが出てくる。



 ここまで、表面的なところをサラッと流し書きしてきたが、さて、GAN ROBOTの真価が発揮されるのはこれから。
 次回につづく!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記

2020年01月11日

【日記】キューブ教習所第二段階

 去年の夏に再開した、ルービックキューブこと「六面立体パズル」の修行だが、レベル的には%title%どおり、キューブ教習所の第二段階という感じである。

 解法は、現在、一番メジャーなCFOP法というものを修得しようとしているところ。
 入門書に書いてある「とりあえず、なにも見ないでキューブを完成させよう」というレベルは、このCFOP法の簡易版というのを用いており、これは言わば、マニュアルのクルマをローギアで引っ張りに引っ張って走るというフィーリングなのである。

 確実だが、エンジン回転数はあがりまくり、スピードは頭打ち。そのうち限界がくる。

 その上になると、今度はCFOPのF、「F2L」という手順を覚えなくてはならない。これが言わば、ギアチェンジであろうか。
 しかしこれがなかなかうまくいかないのだな。エンストしたり、エンジンが吹き上がってしまったり、ノッキングしたり、そんなことの繰り返し。

 CFOP簡易法(ローギア走行)だと、だいたい70秒程度でソルブ(六面完成)できるのだが、F2Lを使い出すと、いきなり2分台になってしまう。
 それはおそらく、F2Lをまだ考えながらやっているから。これが無意識に回せるようになって、初めてローギア走行からセカンド、サードへとギアチェンジできるようになっていくのだろう。

 今は違うかもしれないが、わたしが自動車教習所に通っていた頃は、第一段階がローギアでとにかく走ること。第二段階でギアチェンジ習得、第三段階で駐車やらS字やらをクリアして仮免取得、第四段階で路上教習、そして卒検という流れだった。
 このプロシジャで言えば、自分はまだまだ教習所第二段階だなぁ、と嘆息しているところだ。

 ローギア走行でも、必死こいて何度か回せば、10回に一回は60秒を切れるようになったので、「【日記】GAN356iレビュー」記事で書いた「Online Battle」の「1vs1 Battle」に入れるフラグを立てることに成功した。
 しかし、この、世界中の誰かと闘える「1vs1 Battle」だが、当然、周りは免許持ちばかりである。教習所第二段階の小僧はアタフタするばかり。マッチングで同じレベルの対戦相手を選んでくれるので、たまに勝ちはするが、勝率は25パーセントである。


(勝てたときは嬉しいが、英語で「たのむからもっと修行してよ。おまえさんより下の友だちは16パーセントしかいないよ!」とお叱りもいただく。oops! eek!)

 第一、まずスクランブル(キューブを崩すこと)が、回転記号通りにこなせない。これは対戦相手も当然同じ崩し方になっているので、ここでつまづくとDNFという「闘う前から戦闘放棄」になってしまう。

 ツイッターなどを見ていると、スピードキューブを始めて半年で10秒台になったとか、若い人は実に習得が早い。
 このあたりも、運転免許に似ている気がする。

 運転免許と違うのは、スピードキューブにはなんの利得もないということ。純粋に趣味なので、周りのキューバーにはかなわなくとも、「昨日の自分より速ければよい」と思えるところだ。スピードでマウントを取られても「ところでさ、その技術、実生活でなんか活かせるの?」とマウント解除することができるw

 というわけで、まずスクランブルからして回転記号通りに回すのに手間取っているわたしだが、ここで強い味方が現れた。



 その名も「GAN ROBOT」。なんと、キューブを自動的に回して、ソルブしたり、スクランブルしてくれる機械である。これがあれば百人力!?
 次回のキューブ記事では、これのレビューなどをしてみたい。

 では、Happy Cubing!
posted by 結城恭介 at 08:00| 日記