
あぁ、09/29発売のこの最新3巻で完結である。わたしの命の糧のひとつが終わってしまった……。それだけ、このシリーズがお気に入りだったのだ。ちなみに、2巻発売時の書評はこちらに。
ストーリー――日曜日ごとに、クラスメートのイケメン、如月葵君とデートを続けている美少女、いちごちゃん。その正体は、学校では冴えない男の子。山野一太君が女装した姿なのである。

しかしいちごちゃんは知らないが、葵君は最初から、いちごちゃんが一太君であることを見抜いていたのだ。
それでもいちごちゃんの可愛らしさに惚れてしまって、つきあっているのである。

最初は、葵君を振り回しているつもりだったいちごちゃんだったが、次第に、自分の中の恋心を自覚するようになってきて――。

しかしいちごちゃんは知らないが、葵君は最初から、いちごちゃんが一太君であることを見抜いていたのだ。
それでもいちごちゃんの可愛らしさに惚れてしまって、つきあっているのである。

最初は、葵君を振り回しているつもりだったいちごちゃんだったが、次第に、自分の中の恋心を自覚するようになってきて――。
というわけで、2巻までは、いちごちゃんの天然な可愛さ満点のストーリーだったが、この3巻では、少しシリアスな展開もあったりする。
キャラそれぞれも成長して、いちごちゃんも少しふっくらした体型から、よりスマートに。恋をしたから、かな?

今まで、葵君を振り回してきたいちごちゃんが、葵君への思いを自覚してから、ふたりの仲がギクシャクしていくのに読者としてヤキモキ。これまでの「いちごちゃんかわョ!」一辺倒から一転、「いちごちゃん、葵君、がんばれ!」という気持ちに。

しかもそこに、いちごちゃんの正体を見抜いた上で、割り込もうとするライバルキャラなども出てくるものだから――

もうこの先、どうなっちゃうの!? とハラハラ。
しかしチチカカ池先生、抜群のストーリーセンスで、この風呂敷を綺麗にまとめてくださいました。

最後はもう、べったべたにあまーいスィートハッピーエンド。
ああもう、いちごちゃんと葵君の未来に幸あれ!
今こそ言うぜ、俺は、この言葉を。「てぇてぇ!」
そして1〜3巻をもう一度通して読んでみて、わたしは今、とても幸せな気分に浸っているところである。
チチカカ池先生、とても素敵な作品をありがとうございました!!
竹屋まり子先生の「女心@男子高校生」も、かなりわたしの性癖にグッサリ刺さる作品であったが、本作「日曜日のいちごちゃん」も、同じくらい刺さる。致命傷であるw
自覚はしているのだが、わたしはTS(性転換)、TV(女装)したキャラに、友人が恋してしまうというシチュエーションがたまらなく好きらしい。
どちらのキャラに感情移入しているのかはわからない。ヒロイン側だとしたら、自分のナルシシズムが投影されたオートガイネフィリア≠ゥもしれないし、彼女に恋する側だとしたら、そういう性癖(これに名前がついているのかどうかはちょっとわからない)なのかもしれない。
ところで、こういう、可愛い男の娘×イケメンのカップルというのは、BLには入らないのかな? 以前も書いたが、こういう話を橋頭堡にしてBLを楽しもうとしているのだが、やはりイケメン×イケメンというのは、ATフィールド展開、心に刺さるものがないのだよなぁ。
まっこと、むずかしいもんぜよ。人の心というものは。
ま、いいや。
今夜は寝る前、また本作を最初から3巻通して読んで、いい夢を見ようっと!
































